地の神様って置いたほうがいいの?|静岡県

161203勝田「地の神様って置いたほうがいいの?」

こんにちは!牧之原石材です。12月に入ると「地の神様の日」のご準備される方も多いのではないでしょうか。今回は地の神様についてお話についてです。家を新築されたり、リフォームされたりすると地の神様をどうするか考えられる方が多いかと思います。実家など親が建てた家にお住まいの方は、生まれたときから置いてある方が多いのではないでしょうか。そもそも地の神様は置いた方が良いのでしょうか?そんな疑問にお答えいたします。

2016年12月3日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年12月7日に改めて公開しています。

目次

  • 地の神様とは
  • 地の神様は置いた方が良いの?
  • 地の神様の日
  • まとめ

地の神様とは

太古の昔、「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」の二神が天から降りてつくられたのが日本であると言われています。この事から、我が国は神によってつくられた国なので、そこに住むという事は神様より土地を借りているという事になるため、家を建てる際に「地鎮祭」を行って、土地の神様にここの土地に家を建てるお許しを請い、工事の安全を祈願するようになったそうです。家を建てた後は、末永くこの土地に住み「家が繁栄しますように」と土地の氏神様をお祀りする事で、家内に起きる様々な厄事を鎮める事が出来ると言われているため、地の神様を置いているのです。

地の神様は置いた方が良いの?

上記の地の神様を置く理由からすれば、置けるのであれば置くことが望ましいですが、敷地の問題など様々な理由により置けない方もいるのではないでしょうか?「地鎮祭を行っていれば神様にお許しはいただいている」と考えると必ず置かなければならないわけではない事になります。実際にマンションやアパートなどにお住まいの方は、置かれていないと思います。お祀りしないと神様が怒って災いがおきるわけではありません。それでは、そもそも神様の存在自体がおかしなことになってしまいます。ただし、地域の風習などもありますので、親やご近所の方などから置いた方が良いと聞かされれば、出来る限り置くことが望ましいと思います。

地の神様の日

みなさんは「地の神様の日」があるのをご存知ですか?12月15日が「地の神様の日」です。毎年11月25日から12月15日までの間に古札を納め、新しいお札をお社に祀り、12月15日に12個の赤飯のおむすびをお供えするのが一般的な風習だそうです。ただし、地域性があるので全ての方がそうしているわけではありません。地域によっては、毎月1日と15日にいなり寿司をお供えするところもあります。昔は毎年、藁と竹で新しく地の神様の家屋を作り変えていましたが、最近では耐久性に優れている石でできた家屋を用いて、お札のみを交換される家庭が多くなりました。また、家の基礎よりも高くし、自宅を構えた敷地の北西の角に置くのが良いと言われています。

まとめ

一般的な風習や由来などがありますが、お気持ちの部分が強い事なので、必ずこうしないといけないと言う事ではないかと思います。地の神様を置かない事で、ずっと気になってしまうようでしたら、親や親戚、同じ地域にお住まいの方にご相談して、お住まいの地域に合わせたやり方でお祀りしていただくのが良いかと思います。
牧之原石材では、石の「地の神様」を展示していますので、気になる方はお気軽にご相談、ご来場ください。
牧之原石材HP 
→ご連絡先:0120-148-548

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