こんにちは。牧之原石材の山下です。皆さんは、石材店に勤めているスタッフが実際どんなお墓を建てているのか気になりませんか?デザインは?彫る文字は?石は?・・・。今回は、牧之原石材に努めて8年の大石さんが、実際自分のお墓を建ててみた時の事をお聞きしてみました。
目次
- 初めてお墓を建てましたか?
- どこにお墓を建てましたか?
- どういう経緯(理由)でお墓を建てましたか?
- 自分が初めてお墓を建てる事で何に悩みましたか?
- こだわった部分はありますか?
- 実際お墓を建ててみた感想は?
- まとめ
目次
初めてお墓を建てましたか?
もちろん初めてです。
どこにお墓を建てましたか?
私の父親が以前から購入してあった照国寺さんの区画に建てました。父は長男ではありませんでしたので「将来は必要になる」との思いから、生前に本家と同じ菩提寺の区画を購入してありました。
どういう経緯(理由)でお墓を建てましたか?
両親が亡くなったので建てました。
自分が初めてお墓を建てる事で何に悩みましたか?
自分が石材店に勤めていることを、どうすれば最大限に活かすことが出来るか悩みました。デザインはシンプルな物。何か特色のある物。石は黒系の御影石を使用しました。
こだわった部分はありますか?
私は以前、建築関係の仕事についていましたが、その時から「シンプル」なものが美しいと思っていました。ですので、お墓の形はシンプルに。墓誌・塔婆立ては機能性を考えて本体に取り付け、スペースを広く使えるようにしました。遠く離れて暮らしている時から憧れていた富士山を石塔に彫り、影彫りが際立つように黒い御影石にしました。石塔の形を左から右への片流れのラインにし、割り肌みがきで石が時間の流れとともに風化するイメージを持ってつくりました。
実際お墓を建ててみた感想は?
家族の「絆」が強くなったと思います。お墓を建てたのは東日本大震災があった平成23年です。平成29年には、もう7回忌になります。時間の過ぎるのは早いものですね。
まとめ
「シンプル」という言葉をよく耳にしますが、実際にお墓をつくろうとすると『あれもやりたい・これもやりたい』と考え過ぎてしまい、なかなか難しいものです。大石さんのつくったお墓には、大石さんのこだわりが詰まっており、スッキリとした見た目の中にも割り肌などの個性が感じられます。同じ石を使っても形や彫刻によってまったく違うお墓が出来上がります。お墓の事で迷ったらぜひご相談下さい。