お墓を建てるというのは一生のうちに一度有るか無いかくらいの事だと思います。私が実際にお墓の建立を考えている人に「ご予算はどのくらいをお考えですか?」とお聞きしてもほとんどの人が「普通どのくらいかかりますか?」という質問が返ってきます。
本日は皆さんの疑問が少しでも解消できればと思い、お墓の値段・お墓を建てるときの費用についてまとめてみたいと思います。
2017年6月7日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年1月28日に改めて公開しています。
目次
- お墓本体の値段
- お墓を建てるのにかかる費用
- お墓を建てる工事費用が変わる5つのポイント
- 墓地取得にかかる費用
- お墓の管理にかかる費用
- まとめ
目次
お墓本体の値段
お墓本体の値段とはお墓に使う石(御影石)の使用量と種類によって変化します。一般的には白系の石ほど安価で色が濃くなるにつれ高価になっていきます。ただし国産の石については白系の石が大多数ですが価格は高価になります。また、お墓に彫刻する内容によっても若干の費用の違いがあります。
石の種類についての記事はこちら↓
お墓を建てる前に参考にしたい!マキセキでよく選ばれる白御影石を紹介します。
お墓を建てる前に参考にしたいマキセキででよく選ばれる黒御影石を紹介します。
石屋さんが教える 知っておきたい石の種類と特徴
お墓を建てるのにかかる費用
お墓を建てるのにかかる費用として施工費用が掛かってきます。お墓の大きさや使用する石の量などによってかかる費用が変化します。
基礎工事費用:墓地の大きさによって変動します。
工事費用 :使用する石を墓地にて組み合わせて、お墓を完成させる工事費用です。耐震の工事費用も含まれます。
諸経費 :トラックや施工のための機械類、ステンレス品、砂利等の費用です。墓地の立地条件によって異なる場合があります。高所などの場合は大型クレーンなどの費用が必要となることもあります。
お墓を建てる工事費用が変わる5つのポイント
お墓を建てる際に墓地の広さや石の種類だけではなく金額が変わる部分があります。前述の「諸経費」に当たる部分ですが墓地の立地条件によっては「諸経費」が加算されることが有ります。
工事費用が変わる5つのポイントをまとめた記事はコチラ↓
お墓を建てる工事(施工)費用が変わる5つの理由
墓地取得にかかる費用
お墓を建てるには、まず墓地(墓所)を用意しなければなりません。管理している場所によって永代使用料(墓所を使用する権利)に違いがあります。
静岡県で永代使用料にかかる費用は、15万円~50万円くらいが一般的です。
墓地の種類に関してはコチラ↓
墓地の種類と違い|お墓を持つ前に知っておきたい!
お墓を持つ前に知っておきたい!墓地選びのポイント(区画編)
お墓の管理にかかる費用
お墓を建てた後、お墓の管理に墓地管理費(寺院墓地の場合には護寺会費など)がかかってきます。地区墓地などは比較的安価の事が多く、民間霊園の場合は費用が多くかかる傾向にあります。
静岡県での管理費は、年間で6千円~1万2千円(月500円~1000円)くらいが一般的な費用です。
管理料に関する記事はコチラ↓
管理費や寄付金が納められなくなったらどうなるの?
まとめ
お墓を作ると言っても色々なことに費用は掛かってきます。チラシや新聞広告などで非常に安く価格を提示しているものがあります。中には施工費などが入って無く墓石本体だけの価格の事もあります。
実際に自分の担当したお客さまの中にはチラシを持参して、「これくらいのものがいい。」といったお客様がいましたが、見せていただいたお墓には土台部分が入っていなくて実際には土台が別で金額がかかってくるものでした。
かに土台付きの墓地もあるためチラシ広告としては悪いわけではありませんが、全くお墓の知識もなくそのチラシを見た方には「お墓ってこんなに安く出来るんだ。」と思い込んでしまうため、その後どこの石材店に行っても価格が高く感じてしまう事でしょう。
私たち牧之原石材はお客様に安心・納得していただくため、より細かいお見積もりの作成を心がけています。
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