お墓についてる赤い虫って何なの?:その正体と対処法

こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。だいたい春先から梅雨の時期頃にかけて、お墓に赤い小さな虫が発生しているのを見かけた事がある方はいらっしゃいますか?色は鮮やかといってもいいぐらいの真っ赤な色で、大きさは約1mmほどです。私も墓地でその虫が群れをなしてうじゃうじゃと発生しているのを見た事があります。実際に見た事がある方はとても気持ち悪い思いをしたかと思いますが、今回は見た事のある方、ない方の双方へ向けて小さな赤い虫の正体と、何故発生するのか、発生してしまった場合の対処法をご紹介します!

 

目次

  • お墓についてる赤い虫の正体って?
  • お墓についてる赤い虫の対処法って?
  • まとめ

お墓についてる赤い虫の正体って?

それでは最初に赤い虫の正体ですが、正式名称はカベアナタカラダニというダニの一種となります。通称を「タカラダニ」もしくは「アカダニ」と呼ばれています。このダニはお墓だけでなく、コンクリートで出来た建物等でよく見かける事が出来ます。お墓に発生する理由としては、このダニはコケや花粉を食べる生き物とされています。そのため場所によっては周りが木々に囲われ花粉の飛散が多くたまりやすいお墓にこのダニは発生しやすいようです。

「アカダニ」の画像検索結果

お墓についてる赤い虫の対処法って?

このダニは人を噛んだり、毒等はもっていませんが色が赤い事で目立ち、又群れをなしているため余計に目に映ってしまい、実際に目にすると不快に感じる方がほとんどかと思います。それに体液まで赤い為、取り除こうと雑巾等でふき取ると、つぶれてお墓に赤い筋が残ってしまう事あるため、ご注意下さい。では、このダニが発生した場合はどうすればいいのでしょう。その対処法として一番いいのはそのままにしておく事です。先ほどご説明させていただいたように噛む事も無く、毒ももっていないので人に害は無い虫です。つぶさなければお墓にも害はありません。期間としては4月上旬から6月の間で発生しますが、その後は姿を消してしまいます。しかし、その見た目がどうしても気になってしまうという方は水で洗い流すという方法がありますが、水で洗い流した後は、ダニが確実に流れ落ちたのを確認後、しっかりと乾いた布で水気を取ってください。また発生させない方法としては小まめにお墓のお掃除を行い、えさである花粉をしっかりとふき取る、お墓に発生したカビをカッター等でそぎ落とす等が上げられます。(カッターを使用する際は、十分ご注意ください。)間違った対処法としては、発生したダニに殺虫剤をかける事があげられます。殺虫剤の成分によってはお墓にシミが出来てしまう可能性もあるため、この駆除方法は避けてください。

正しいお墓のお掃除方法はこちらをご覧下さい↓

170429勝田「お墓参りにお墓に持っていきたいお掃除道具 」

まとめ

今回はお墓に発生する赤い虫の正体と対処法についてご説明させていただきました。放っておけば人にもお墓にも害はありませんが、見た目が気になってしまう方は先ほどの方法をお試し下さい。

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