仏壇の意味と近年変わりつつある仏壇の変化とは・・

こんにちは!今日は、「仏壇」の意味と最近の仏壇の形をお伝えします。日頃、ご先祖様に手を合わせてる場所として大切な仏壇ですが置くスペースがないという方もいらっしゃいます。最近ではそういう形でも仏壇を家に置くことができる大きさの物も出てきているのです。様々な供養の形がありますが仏壇事情も変わってきています。

目次

  • 仏壇のはじまり
  • 変わりゆく仏壇
  • まとめ

仏壇のはじまり


仏壇はもともと、“家の中のお寺”と言われていたそうです。世界中に仏教の国はありますが、各家庭に仏壇がある習慣は日本だけで、仏壇が一般家庭に置かれ始めたのは江戸時代になります。当時、菩提寺を持つ仏教徒の証として必要なものだったようです。しかし、宗教も個人の自由になった現代では、仏教徒の証を持っていなければいけない義務はないのです。

仏壇の意味とは

心のよりどころ

仏壇はお寺を表したもので、本来は“仏に祈る”意味があり、「辛いときや苦しいときは早く抜け出せるように・・」、「穏やかに暮らせているときはそれが続くように・・」祈る場所が仏壇だったようです。現代では、そのような信仰心で祈る方は少ないとい思います。しかし、心が弱ったときや気持ちが塞ぎ込んだとき、祈れる場所があるだけで心はずっと楽になるのです。仏壇は心のよりどころとして支えてくれるのです。

命のつながりに感謝する

お墓の墓誌を見ると〇代~と彫刻されている方もいらっしゃると思いますが、今の私達が存在するのは先祖の方々が居てくれたからこその事なのです。やはり仏壇には、自分の命を繋いでくれた先祖に感謝をし、供養をする場所でもあります。供養をしていく事で次の子供たちが命のつながりを確認し、命の大切さを知る事で自然と未来に引き継いでいくことができるのです。

悲しみを癒す

人は誰しも死が訪れます。仏教の教えでは”悲しみは必ず訪れる。しかし、いつまでも同じではない”と言われているようです。やはり、大切な人を偲ぶ場、亡くなった人と語らう場として、悲しみを癒すというのが今も昔も変わらず仏壇の大きな役割です。仏教との関係が薄れている現在、仏壇は”大切な人との語らいの場”として私たちの心を癒してくれています。

変わりゆく仏壇

仏壇というとイメージは、重厚感のある大きいものを想像されると思いますが現在は様々な仏壇があります。昔に比べコンパクトになりデザイン性も出てきたりと昔のイメージを覆す物となってきています。

ミニ仏壇



まとめ

日頃家にある仏壇は、先祖様を供養するだけのものと思っていた方も多いと思いますが実は色々な意味があるのです。現代、様々な供養の形が出ており選択肢が増えていますが、昔よりある仏壇は私たちの生活の中で大切な役割を担っているのです。昔とは違い仏壇を置けるスペースがないという方もいらっしゃると思いますが、仏壇をコンパクトにするなどして変えていくのも1つだと思います。個人のニーズに合わせた選択方法をされ「仏壇」を検討し昔からの風習を守っていって頂けたらと思います。当社でも、ミニ仏壇を取り扱っておりますので気になる方は是非、お気軽にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました