こんにちは!牧之原石材の福島です。お盆も近づき、実家への帰省などの計画もされている頃でしょうか?今回は、お墓を建立した時の法要についてや、招待された時のお包みの金額などについてお話ししていきたいと思います。
目次
- お墓を建立した時に行う法要とは?
- お墓の建立した時に招待されたら?
- まとめ
目次
お墓を建立した時に行う法要とは?
お墓が建立されると、お墓に入魂(開眼)という儀式を行い、はじめて霊験のある存在へと変わります。
開眼法要・入魂式 とは?
通常、お墓を建立したら、最初に墓石に魂を入れる『入魂式』または『開眼法要』を行います。お墓に限らず、仏像や、仏壇、仏画、卒塔婆、位牌、石塔などは全てこのような儀式を経てはじめて霊験ある存在になるそうです。つまり魂を入れない墓石はただの石にすぎないと言う事です。墓前で、お坊さんに開眼(入魂)のお経を唱えて頂き、魂を迎え入れる事が必要です。開眼(入魂)が終わりますと、墓石は『仏塔』となり、そこは仏の居ます浄土になるそうです。納骨を控えている場合には、納骨法要と一緒に行う事が多いです。法要の営みについては、宗派により異なりますので、事前に菩提寺に相談されたほうがよいでしょう。
引用:https://www.maki-seki.jp/blog/archives/458マキセキブログ「生前墓にお経は必要?寿陵の開眼供養」より
お墓の建立した時に招待されたら?
生前墓(寿陵)というのは大変縁起の良いものとされており、墓石を建立後に最初に魂を入れる「開眼法要(入魂式)」を行う場合、お寺へお願いし、家族・親族と共に法要を執り行います。その際に、親族として招待された場合、お祝いとしてお包みするので、祝儀袋また白無地封筒へ(建立祝)と書くのが良いでしょう。金額は、関係性にもよりますが、お気持ちの金額でよいかと思います。(参考価格10,000~)また納骨や49日法要の際に、一緒にお墓の入魂式(開眼供養)をされる場合は、法要に対する「仏事」の不祝儀袋(御仏前)などが一般的に使用されます。
寿陵とは?どうして縁起がいいの?→https://生前にお墓を建てる『寿陵』の3つのメリット
まとめ
開眼供養(入魂式)は、魂を入魂することにより、ご先祖様との繋がりや絆も意味します。今ここに私達が生を受けられるのも、ご先祖様からの繋がりがあるからこそです。核家族化が進んでいる現代ですが、お墓を通じて日々の感謝の念を思い出す場所として、今年のお盆はお墓参りに行ってみてくださいね。生前墓を検討されている方も増えている中、招待される際のマナーもしっかりと覚えておきましょう。