お墓のお線香台「香炉」|宗派による違いと種類

こんにちは!牧之原石材の福島です。お盆ウィークでもある本日は、宗派によって香炉の選択にに注意が必要な場合や、宗派別のお線香の手向け方についてお話ししていきます!

目次

  • お墓のお線香を置く場所、香炉とは?
  • 宗派による香炉の違い
  • まとめ

お墓のお線香を置く場所、香炉とは?

お墓に行き、お参りする際に一番手前にあるお墓の一部である「香炉」という場所、お線香を手向ける時に使用する大切な場所でもあります。

香炉はなぜ置くの?
香炉はお線香をあげるために必要なものです。お線香を墓石に直置きしてしまうと線香の熱や焦げで石が変色してしまったり、ヒビが入ってしまったりしてしまいます。香炉に砂や線香筒、線香皿を入れて使用するのが一般的な方法です。宗教によってはお線香をあげない宗教もありますので香炉を使用しないお墓もあります。最近ではデザイン性も高くなり、お墓全体のイメージを左右する重要な付属品としても考えられています。以前のものがコンクリート製のもので風化して欠けてしまったりして、香炉のみ交換される方もいらっしゃいます。
引用:https://香炉選びの参考にしたい3つのポイント |マキセキブログより

販売価格の目安:(形や石材の質にもよるが)大体15,000円位から

宗派による香炉の違い

実は意外と知られていないのが、宗派によって香炉の形がちがうと言う事です。お墓をデザインするときや、また新しく香炉だけ新設したりする場合、宗派によっては選んだものがNGだったなんてことの無いよう気を付けましょう!
では香炉について決まりがある宗派別にご案内していきます。
「浄土真宗」…香炉立てが横型(お線香を寝かせるかたち)
「神道」…神道のお墓ではお線香はあげません。その代わり玉串をお供えします。香炉は不要。↓供え物台を置きます。

宗派によるお線香の焚き方の違い

各宗派によっても、お線香の本数や手向け方に違いがあります。※ご自分の、宗派を確認しておくのも良いでしょう。

曹洞宗 : 1本
日蓮宗 : 1本
日蓮正宗: 1本~3本(横向きに置く)
天台宗 : 1本~3本
真言宗 : 1本~3本
浄土宗 :折って横向きに置く
浄土真宗:折って横向きに置く
臨済宗 : 1本
引用:https://お墓参りに行く前に知っておきたい!お線香の意味とは? マキセキブログより

まとめ

お線香を手向けることは、ご先祖様や仏様への感謝の気持ちであり、また一番の御供え物になります。宗派によって香炉やお線香にもルールがあるので、知っておくと良いでしょう。

関連リンク
https://お墓の香炉の種類に悩まれている方必見!どんなものがあるの?
https://お墓参りに行く前に知っておきたい!お線香の意味とは?
同じお墓でも香炉によって見え方が違うんです。

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