こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。今回は私がお墓の工事を墓地で行っている時に、お墓参りに来られた方から相談を受けた事をご紹介させていただきます。相談された内容は「お墓の花立てが、がたがたしてしまうのだけれどこのままでいいのか?このままだと倒れて他の所をかけさせてしまうのではないか?」といった内容でした。この方のお墓の場合、花立て自体動かす事はないとの事だったため、花立ての下にかいものをし、がたつく事の無いように施工しました。今回の事のように、花立てやその他の物ががたついていたり、不安定な状態で不安な方のために今回は、すぐに改善できる物とそうではない物についてご紹介させていただきます。
目次
- がたつきがすぐに改善できる物
- がたつきがすぐに改善できない物
- まとめ
目次
がたつきがすぐに改善できる物
まず最初は「がたつきがすぐに改善できる物」です。これに該当する物は、花立や香炉等の小さい物で、石の接地面の一部分がほんの少し欠けてしまっている、しかし、そのまま置いても倒れそうではない物や、触れなければがたつかない物があげられます。改善方法としては先ほどの例の様に石の下にかい物をし、がたつきを無くす、もしくは、コーキング等接着剤で、石を固定するという事が行えます。
がたつきがすぐに改善できない物
次に「がたつきがすぐに改善できない物」です。これは、石が大きく欠けてたり、割れてしまっていて、自立が不可能な物や、がたついている部分を修復するには、他の石をどかさなければいけない物等があげられます。
まとめ
今回お墓の一部のがたつきについてご紹介させていただきました。すぐに改善できない物の中の自立不可な物でも、コーキング等接着剤で石を接着してしまえば、がたつきはしない物もあると言えますが、自立できないほど破損してしまっている物をそのままにしておくのはおすすめできません。石は割れてしまうとそこから脆くなっていってしまい、結局は崩れて倒れてしまう事が考えられるからです。また、お客様自身ではこれはすぐ直る、すぐ直らないの判断や、ご自身で直そうとする事はできるだけしない様にして下さい。今回のお客様の様に、墓地にいた石屋さんに相談してみる、お墓を建ててもらった石材店への相談をまず行ってください。ご自身で直そうとし、石が倒れ怪我をしてしまう恐れや、怪我こそしなくとも、お墓を傷つけてしまうかもしれません。そういった事にならないよう、まずは相談という事を心がけて下さい。