お墓に着いてる白い斑点の様な物って何なの?

こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。通常のお墓は基本的に野外に建てられていて、雨風にさらされています。建てた当初はきれいなお墓でも、時間が経つにつれてだんだんと汚れてしまいます。中でも白い斑点の様な物がお墓についてしまっているお墓を見たことがある、もしくは自分の家のお墓についてしまっているという方はいらっしゃいますか?この白い斑点のような物はどんなお墓にも発生してしまうのですが、今回はその正体と、発生した時の対処法について解説させていただきます。

 

目次

  • お墓についてる白い斑点の正体って?
  • どう対処すればいいの?どうすれば発生しないの?
  • まとめ

お墓についてる白い斑点の正体って?

お墓についてしまっている白い斑点の正体は「コケ」になります。種類的には「ゼニゴケ」と呼ばれている物の一種とされています。コケの為、日当たりが悪い、湿気が多い、じめじめした場所に発生しやすいとされています。

前の日は無かったのに、今日お墓参りに来たらいきなり500円玉サイズのものが発生していた!といったような事は無く最初は小さい物が発生し、知らず知らずのうちに大きく、目立つようになっていると考えられます。

どう対処すればいいの?どうすれば発生しないの?

このコケは発生したら取れない物というわけではありません。しかし、たわしや雑巾でこする程度だときれいになるまでなかなか時間がかかります。そのため、このコケをきれいに落とすのに使用してもらいたいのが「カッターの刃」になります。それ以外にも、ホームセンターで販売されている「スクレーパー」というカッターに柄がついた物を使うと比較的早く、楽にコケの除去が行えます。しかし、ここで一つ注意してもらいたい事があります。古いお墓等、手で削って作られた物の場合は石の表面が凸凹しているかつ、石自体が脆く、カッター等を使うとお墓が破損する可能性が大いにあるため、今回の方法は行わない様にしてください。この場合、お墓の形を崩したくない場合は、お墓のクリーニングを行える専門の業者に除去してもらうのが一番良い方法と言えます。

発生してしまったコケは上記のように取り除けますが、まずはコケを発生させない事が第一です。そのためにお墓のお掃除を定期的に行い、お掃除の際に、お墓に付着している水滴等、水分をしっかりと取り去る事が大切です。

 

 

まとめ

今回はお墓に発生するコケの正体と対策法についてご紹介させていただきました、どんなお墓でも、建ててから時間が経つにつれて汚れや、今回の「コケ」のようなものが表面に付着してしまいます。定期的なお掃除を行い、その発生を遅らせる、最小限にとどめることも気持ちよくお墓参りを行う、ご先祖様の供養を行う第一歩となりますので是非実施してみてはいかがでしょうか?

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