当社にてお骨パウダー化をしていただいたお客様の散骨に立ち合いしました。たまたまタイミングが合い、条件が整ったため、ご一緒に乗船して同行させていただく事ができました。貴重な体験を通しての静岡県での海洋散骨の様子をご報告します。
2017年11月25日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2019年12月7日に改めて公開しています。
目次
- 海洋散骨までに準備する事
- 海洋散骨の詳細
- まとめ
目次
海洋散骨までに準備する事
まず、海洋散骨を実施するまでに準備する事をご案内します。
散骨のルールについてはこちらをご確認下さい↓
散骨するには許可が必要?気になる散骨ルール
散骨にも法律があるの?押さえておきたい散骨マナー
お骨のパウダー化
海洋散骨をするには、お骨をパウダー状にする必要があります。粉骨とも呼ばれています。世界共通の最低限のルールです。
お骨のパウダー化(粉骨)についてはこちらをご確認下さい↓
粉骨サービスとは?どのような人向けのサービスなの?
散骨業者との打ち合わせ
海洋散骨の種類、希望日時や出航場所などを散骨業者と打ち合わせして決定します。
海洋散骨の種類や目安の金額などについてはこちらをご確認下さい↓
散骨の種類・海洋散骨編
散骨にはどのくらい費用がかかるの?
海洋散骨の詳細
今回、体験した海洋散骨の様子をポイントごとにご紹介します。
出航場所
今回は、御前崎マリーナからの出航でした。近隣では、御前崎港か焼津港からの出航になるそうです。下田市・西伊豆・沼津市・静岡市清水区・浜松市からの出向も可能です。
船の設備
今回は、定員15名ほどのクルーザータイプの船でした。船内には、テレビやソファーがあり、おくつろぎいただけます。救命胴衣(ライフジャケット)も装備されています。(対応する船のタイプによって設備は多少異なります。)
所要時間
通常、出航から帰航までで約1時間ほどです。散骨ポイントまで約20分・散骨セレモニーで約15分です。天候や海の状態によって変わってきます。
今回は、少し風波があったため船の揺れも激しく、お客様も船酔いがあったために、体調を考慮して少し散骨ポイントを手前に変更し、セレモニーの時間も短縮しました。
散骨セレモニー
散骨ポイントに着いたら、船を止め、ご遺骨を散骨し、お花、お酒、コーヒーなどを撒きます。故人の好物(おまんじゅう)などを撒くこともできます。通常ですと、乗船される人数分にご遺骨を散骨用の水溶性の袋に分けてお一人づつ散骨します。今回は、お客様のご希望で小分けにしたくないとの事で、1袋で散骨しました。天候がよく波が穏やかなら、BGMをかけて、ゆっくりとセレモニーを行うことができます。
服装
喪服などの正装をイメージしていましたが、マリーナによっては喪服での出入りが禁止されているところもあるため、普段着での散骨をお願いしているそうです。海上は少し肌寒さも感じますので上着などのご用意も必要になります。
お客様の感想
「故人の希望だったので叶えてあげることができて、達成感もある。本当にこれでお別れという淋しさもある。」との事でした。ご親族の方は、「貴重な体験ができた。故人が望むならこのような供養方法も良いのではと感じた。」との事でした。
まとめ
散骨業者さんの取り計らいとお客様が快くご承諾していただいたため貴重な体験をさせていただくことが出来ました。業者さん、船長さんの話では、海洋散骨を希望される方も増えてきているとの事で、天候が良ければ風も気持ちよく、ゆっくりと散骨することが出来るそうです。今後も体験談やお客様の感想などを通して情報発信していきたいと思います。
お骨パウダー化(粉骨)については牧之原石材でも行っております!散骨のご相談もお受けできます。お気軽にお問合せ下さい。→0120-148-677
牧之原石材でのお骨のパウダー化(粉骨)についてはこちらをご確認下さい↓
牧之原石材のお骨をパウダー化