こんにちは、牧之原石材の勝田です。最近は、2才の娘が飛行機に乗りたいと言い出し、日本地図パズルで覚えた北海道に行きたいと言っています。まだ、冬の寒さには耐えれない年齢なので温かくなったら家族で行けたらと、夢のような計画を描いています。さて、以前に踏石(拝み石)の必要性についてお話しましたが、今回は踏石(拝み石)の奥行寸法についてお話したいと思います。踏石(拝み石)の理想的な寸法をご紹介しますので、参考にしていただけたらと思います。
目次
- お墓の踏石(拝み石)とは?
- 踏石(拝み石)の奥行には決まりがあるの?
- 踏石(拝み石)の理想の奥行寸法
- まとめ
目次
お墓の踏石(拝み石)とは?
お墓で使用する踏石(拝み石)は、墓地の通路から墓石までの間に飛び石のように敷いたり、通路から1歩敷地内に踏み込んでお参りするために付ける敷石の事です。呼び名も地域性があったり、石材店などによっても違ったりします。
踏石の必要性や施工例についてはこちらをご確認下さい↓
お墓の前にある踏石(拝み石)は必要なの?
踏石(拝み石)の奥行寸法には決まりがあるの?
踏石(拝み石)の奥行寸法には特に決まりはありません。墓地の区画サイズによっても変わってきますし、墓石(土台)の形状や大きさによっても変わってきます。奥行が広い区画では、数枚必要になる場合もありますし、踏石(拝み石)を敷く予定のスペースを均等割りした寸法の踏石(拝み石)にする場合もあります。
踏石(拝み石)の理想の奥行寸法
踏石(拝み石)の奥行寸法に決まりがない事をお伝えしましたが、理想的な寸法があります。1枚当たりの奥行が約30cm以上が理想の寸法です。理由としては、人が立っていられる寸法になるからです。性別や体形によっても異なりますが、一般的には大柄な男性でも30cmくらいの靴のサイズになるかと思われますので、30cmくらいの奥行があると、人が立ったままお参りしたり、お掃除等ができる寸法となります。数枚の踏石(拝み石)を並べた場合にも、一歩ずつ足全体が石の上に乗って歩けることになります。あくまでも、一般的な理想の寸法ですので、墓地の区画サイズに合わせて調整させていただく事になります。あまり奥行がない区画でも、デザイン性を重視して、人が踏み込めない寸法でも踏石(拝み石)を付けられる方もいます。
奥行を広く取った踏石(拝み石)の施工例
デザイン性を重視した踏石(拝み石)の施工例
まとめ
機能性を重視するならば、理想の寸法になるようにお墓(土台)の形状や奥行寸法を調整する必要があります。デザイン性を重視して奥行が短い踏石(拝み石)を付けるのも1つの方法です。お墓(土台)の奥行寸法を調節するには、納骨スペースの寸法にも関わってきますので、十分な検討が必要になります。石材店とご相談して、ご納得できるお墓づくりをしていただきたいと思います。ご不明な点やご相談ごとなどございましたらお気軽にご連絡下さい。