こんにちは。2月に入りだいぶ過ごしやすくなりましたね。さて、今回は誰かが亡くなった時の「遺品整理」のタイミングと注意点についてお話ししたいと思います。そもそも、遺品整理は故人の持ち物を整理・処分するために必ず行う必要がありますが、それだけではなく遺された家族の気持ちを整理する意味もあるのです。
目次
- 遺品整理をするタイミングは?
- 遺品整理をする際の注意点とは?
- まとめ
目次
遺品整理をするタイミングは?
遺品整理は、故人の持ち物より相続の対象となる物を除いたもので、保管・処分・譲渡を行います。 特に、遺品整理をする時期に関しては期限がないので急ぐ必要はありません。その為、葬儀が終わった後、もしくは四十九日を目安に自身の無理のない時に始めればよいのです。
しかし、故人が住んでいた家が賃貸であった場合、早急に遺品を整理して明け渡さなければいけません。遺族の家やトランクルームなどのスペースに、いったん荷物を移す方法もあります。
遺品整理をする際の注意点とは?
宝石やブランド物など価値がわかるものは良いですが、価値が分からない物に関しては、保管や処分、譲渡の判断に迷う場合があります。遺品整理をする際の注意点をお伝えします。
※宝石・貴金属類は相続税の課税対象になる物もあります。特に金(ゴールド)は名義がついていますので注意しましょう。
故人の遺言書があるのか探す
遺品整理の前に最初にした方が良いのは故人の遺言書の有無を確認することです。なぜなら遺品の整理に関しての記載があるかもしれないからです。それは故人の遺した意思でもありますので尊重する為にも確認をする事をおすすめします。
処分に迷ったものは処分しない
処分に困った際は、捨てずに一旦残しておきましょう。なぜなら、亡くなったばかりの整理の場合、悲しみから癒えず自分自身が正しい判断ができない可能性があります。捨ててしまってから戻そうとしても戻せないので、そういうものは落ち着くまで保管をし、はっきりと答えが出た時に判断をすることをおすすめします。
手帳やメモなど故人の記録物は残す
手紙やメモ帳には故人と交流があった方たちの情報等が記載されている場合があります。何かあった時にすぐに連絡が取れるように手帳やメモ帳はなるべく捨てずに取っておくようにしましょう。携帯電話等、通信機器に関しても捨てずに保管をするか、データをPCにコピーをし保存をしておくなどの対応をし残しておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。人が亡くなった後というのは、お墓や葬儀の問題だけではなくその後も遺品整理という形で故人の持ち物を整理していかなければなりません。特にタイミングはないので自分自身の気持ちが落ち着いた時にされるのが一番良いとは思いますが、故人が賃貸に住んでいた場合に関しては家賃等の問題もありすぐに整理をしていかなければならないかもしれません。現在では様々なところに一時貸倉庫があったりしますので、一旦預けておくのも良いかもしれません。