墓じまい後の仏壇は?仏壇処分の3つの方法(仕方)と注意点とは|静岡県 仏壇じまい

こんにちは。少しずつ暖かくなってきましたが、ふとした瞬間に肌寒さを感じます。体調管理には気をつけたいものです。さて、皆さんは【仏壇処分】という言葉を聞いた事があるでしょうか?今回は「仏壇処分はどのように進めて行けばいいか?」について考えていきます。
2018年3月25日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年4月12日に改めて公開しています。

仏壇処分の方法とは

近年、少子化を理由とした墓じまいが増えていると耳にします。墓じまいをした際、同時に考えていく事が多いのが【仏壇処分】です。仏壇処分の方法としていくつかの方法があげられますが、主に以下の方法があります。
※どの方法で仏壇を片付けた場合でも基本的に費用が掛かりますが、費用はそれぞれなので、詳しい費用は各場所に問合せ下さい。

お寺さんにお願いする

お墓があるお寺さんに供養・引取りをお願いする事が一般的ですが、お寺によっては菩提寺かどうかは関係なく供養・引取りを行っていただけるお寺さんもあるようです。

仏具店にお願いする

「仏具店はお墓を販売している所」という認識はありますが、多くの仏具店では仏壇の引取り処分も行っています。仏壇の供養から処分をすべて引き受けているお店もあるようですので確認してみてはいかがでしょうか。

一般廃棄物として処分する

各ご家族のお気持ちによっては難しいですが、供養を行った後の仏壇は「木の箱」という認識になるようです。その場合の処分方法としては直接処分場に持って行っていただくか、自身で解体して燃えるごみとして出すことも可能です。
※サイズなどで手数料が変わりますのでご確認ください。

仏壇処分で気をつけたい事

これから実際片付けることになるわけですが、仏壇処分に際し気を付けておいた方が良いことをいくつかご紹介します。

家族・親族の気持ちを確認する

墓じまいを良しとした場合でも、仏壇処分を必ずしも良しとするかは分かりません。仏壇処分をする事に対し、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。ご家族・ご親族と良く話し合いをし、慎重に進めて行く事が大切です。

開眼法要を行っているか確認する

お墓を建てた際に行われる開眼法要。それを仏壇も行なっているのが一般的です。その場合は墓じまい同様、閉眼法要をするほうがよいでしょう。開眼法要で魂を仏壇に入れ、閉眼法要で魂を抜くという事になります。(宗派によって呼び方、捉え方が違う場合があります。)つまり、開眼法要を行なっている仏壇をそのまま片付けるのは、魂を入れたまま処分するという事になる為確認が必要です。

仏壇の中に大切なものが無いか確認する。

仏壇の中には位牌や遺影。その他、大切なものが入っている可能性があります。比較的大木仏壇になると収納スペースが多い物もある為、一つ一つの場所の再確認をした方がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?仏壇処分に関してどの様にして行けばよいかは、各ご家庭で意見が分かれる所かと思います。しかし、後を継ぐ方が居ない場合はやむを得ず片付けるご家庭もあります。そういった場合は一人で悩まず、お寺さんや仏具店、石材店などに相談する事から始めてはいかがでしょうか?当社では供養に関するご相談も承っております。仏壇処分、墓じまい後の供養に関してのお問い合わせもお気軽にご連絡下さい。

仏壇処分とは何か、その後の供養を知りたい方は
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