地震に対抗「お墓の耐震施工」

 

こんにちは、牧之原石材です。お墓のご相談や展示場見学の際、お客様が必ずといっていいほど口にするワードがあります。それは【地震】です。「地震が来た時」を想定し、耐震性のあるお墓がいい。と考えるのは当然ですよね。もちろん近年ではお墓も耐震補強が施されているんです。そこで今回は牧之原石材で使用している耐震関係の工具(道具)をご紹介していきます。
2016年2月18日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2019年1月25日に改めて公開しています。

お墓の耐震工具の種類

耐震性能を強化するた為に使用する工具の一部をご紹介いたします。
● L型の金物・・・・・石と石・石と基礎を固定する
● 木の葉型の金物・・・コーナー部分の上部に埋め込む
● 免震ボンド・・・・・石と石の接合面に使用し、接着・固定する
● 地震ゲル・・・・・・特殊な粘着性のある素材で、硬過ぎずゴムのように弾力がある

お墓の耐震工具の施行例

これからお墓の各パーツの名称を簡単にご説明するとともに、耐震施工例としご紹介していきます。

お墓のパーツ名

先ずは、土台をつくるのに必要なパーツです。下から順番に、根石・中石・そして土台の天板で石塔部の土台となるコーピンです。
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こちらは石塔部。お墓の種類によっては異なりますが、上台の上に棹石(石塔)が載ります。Exif_JPEG_PICTURE

耐震施工例

では、これから耐震施工例のご紹介です。根石や中石は、石と石・石と基礎をL型の金物で固定します。
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根石や中石のコーナー部分の上部に埋め込み、石と石が開かないように固定しています。
DSC_0357中石の上にコーピンが載ります。四隅に免震パッドを配置して、免震ボンドで接着し固定します。コーピンと上台の接着面にも同様の施工をします。
Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTUREこちらは、上台と棹石の接合面です。地震ゲルを四隅に配置し、免震ボンドを使用して接着し固定します。
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まとめ

如何でしたでしょうか。家と同様、お墓も大切な先祖・家族の眠る場所です。天災からも守りたいと思いますよね。出来得る限りの耐震施工で「見えない所もキチンとつくる!」牧之原石材です。展示場には耐震見本もございます。お気軽にご来店ください。

 

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