静岡県 墓石| やいづさくら浄苑の樹木葬で人気の石種ランキングとは?

みなさん こんにちは。「やいづさくら浄苑 」 村松です。「新型コロナウイルス」の感染拡大に伴う各地で発令されていた非常事態宣言も一旦解除され 人々の活動制限も緩和されて参りました。ただ、しばらくは気を抜ける状況にはなっておりませんので、当苑でも、引き続き公衆衛生対策をおこない運営をおこなって参ります。さて、今回も、前回に引き続き、当苑の「アピール ポイント」でもあります、樹木葬の墓石に関する投稿をご紹介します。 今回は、まさしく「墓石」そのものにフォーカスしてみます。

 

一般的な墓地の墓石選び

私どもの本業の石材店は 創業70年におよぶ古い歴史があり 、地元地域の石材店としてたくさんのお客様に墓石をご案内、施工販売させて頂いております。好まれる石種も時代によって移り代わって参りました。昔は、グレー系の石種が多く、個性的な石種は 「お墓」としての特性上、敬遠されてきました。しかし、現代の石材市場は、日本国内は元より、海外から採掘された、多種多様な石種が紹介され、しかもコストも抑えられたものも多く流通しており、色、柄などを含め、豊富な中からお選びすることができます。また、お墓の形も 個性化が進み 、比較的新しい墓地を訪れてみるとは、旧来の墓地とは様変わりした景観が感じられます。このように墓石は豊富な種類が流通されており、お墓建立においての墓石選びは とても迷うものです。弊社の「お墓のディレクター」によりますと、墓石選びには、建立なさるお墓の「地域、場所」「形状」「コスト」「施主様の好み」などを基本ベースに「色」「石種柄」「原産国」「品質」をマッチングして墓石を選んでいくそうです。そして、選んで頂いた墓石と形状は CG(コンピューターグラフィック)で、解析して 3次元方向からの完成イメージを立体画像でご覧頂き決めていかれるそうです。ちなみに「クリスタルガラス」を埋め込んだ墓地なんてものもあるのです。つまり、GCを多用しながら、昔にはなかった多彩な石種から墓石を選び、お墓をお作りしております。

 

 

 

やいづさくら浄苑 樹木葬での 墓石選びとは?


当苑の樹木葬墓の場合、一般墓地とは違った観点から墓石を選んで頂いております。まず、選んで頂く墓石の形状が決まっていることが墓石選びの最初のポイントです。当苑の樹木葬墓では、6タイプの樹木葬墓をご準備しておりますが、タイプごと形状が定められております。たとえば「さくら葬 中区画」の墓石ですと「30×35センチメートル四方の上面 扇形状の墓石」で統一されております。その為、一般墓地のように「形」での個性表現ではなく、墓石自体の「 色、柄、肌」などと 墓石に施す「絵柄彫刻」が墓石での個性表現の主体となります。このように、墓石選びのポイントとしては、色や柄、それに絵柄彫刻が鮮明に投影される墓石が好まれる傾向となっております。墓石は、彫刻を施すと彫った箇所がグレー色に変化します。また、墓石の彫刻は 上向き、「上面」に施します。その為、絵柄彫刻をはっきり現わすには、黒系の石種が多く選ばれております。

 

やいづさくら浄苑で人気の墓石ランキングとは?

では、墓石には、どんな石種が選ばれいるのか ご紹介致しましょう。
当苑では、墓石を36種類の石種の中から選んで頂いております。石種は品質と価格において「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3つのランクで分けております。ランクの人気では品質と価格のバランスの取れた「シルバー・ランク石種」が支持されております。コストは若干上がりますが、「ゴールド.・ランク石種」も最近 注文が増えて参りました。そこで石種の人気ランキングを発表します。

(  2020.6.24 付け やいづさくら浄苑  完成墓石 全17石種 シェア分析より)

 

第5位 YKD(シルバー・ランク)/ シェア率 9.6% / 産地 インド

 

 

 

 

インド産高級黒御影石「クンナム」の代用として使用される「インド黒」の普及石です。全体として黒が強調された石肌になります。但し、黒玉に注意を要します。当苑では、リーズナブルに 彫刻を際立たせたいご希望の方にお勧めしている石種です。

 

第4位 LK-01(ゴールド・ランク)/ シェア率 10.0% / 産地 インド

 

 

 

 

インド産高級黒御影石「クンナム」と並んで高級材と言われる石種です。キズや 変色・色ムラが比較的少ない石種とされております。現在は極細目の石の主流となっています。当苑では、「影彫り」と呼ばれる目の細かい彫刻を施されるお客さまには、最初にお勧めする石種です。。

 

第3位 MU(ゴールド・ランク)/ シェア率 10.4% / 産地 インド

 

 

 

 

クンナムに次いで評価されるインド黒御影です。クンナムと同等な深みのある光沢があり、艶も持ちも優れております。当苑では、LK-01に比べ目が少々粗い評価ですが、黒御影の深みを好まれる方にお勧めしております。

 

第2位 YB-2(シルバー・ランク)/ シェア率 18.1% / 産地 インド

 

 

 

 

吸水しにくく、耐久性に優れる YB-2は、黒御影石の中ではリーズナブルな石種です。黒色墓石を希望される方にとても人気となっております。当苑では、リーズナブルで、石、本来の肌感と彫刻の映え具合を表現させたい方にバランスの取れた石種としてお勧めしております。

 

第1位 YB-6(シルバー・ランク)/ シェア率 39.5% / 産地 インド

感覚的には黒色に見えますが、青みがかったような・・・グレーのような・・・実はグレーの御影石になります。表面の模様も細かく、安定した硬い石です。コスト面でも抑えられた価格帯で維持しております。こちらの石種も当苑では、石、本来の肌感にも溢れ、彫刻を施しても、バランスよく映し出してくれることから、ご要望がとても多い石種です。

 

まとめ

如何でしたか。今回は、当苑の樹木葬墓でよく好まれている墓石をご紹介してみました。絵柄彫刻を鮮明に投影される黒系の墓石がランク上位を占めておりましたが、6位以降は、[オーロラ]、[マホガニー]、[バハマブルー]、[エメラルドパール]などの色や柄に特徴を持った墓石も選ばれておりました。また、大きさや容姿の特性上、一般墓地の墓石とは、違った観点で選ばれていることをお分かり頂けましたでしょうか。最後に・・・樹木葬墓は、地面に敷かれた小さなプレートであったり、墓石自体を置いていないものなどもあります。但し、お墓には「石」を置く意味がありまして、埋葬された方の魂を宿す・・・と云う意味合いがあります。当苑での樹木葬においては、個人、ご家族で、こだわりをもった墓石を選んで頂き、彫刻を施す事により大切な方を思いやる墓石として大事に管理させて頂いております。

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