こんにちは、牧之原石材の福島です。「終活」という言葉が、身近で聞かれることが多くなってきたように感じる今日この頃ですが「終活」と聞くと「終わりの活動」や「エンディングに向けた活動」などと言葉からもそう感じることもあり、まだまだ先のことだし…と考えられる方も多いのではないでしょうか。
今回は「終活」の中でも一番身近な「資産」の中の「預金口座」についてお話させていただきたいと思います。
目次
まず知っておきたい「終活」の本質とは?
終活といっても、色んな解釈や広い分野や意味のある終活ですが「誰もが訪れるエンディングに事前に備え、将来の不安を軽減して、今を生き生きと過ごす活動」というような内容でよく表現されてます。
将来の不安を減らして、今・そしてこれからの人生の時間を「楽しく」「安心」しながら生きるという目的のもと、終活を始めた時、ここで人生を少し立ち止まり、考えてみることによって、自分を見つめ直し、今よりも自分らしく生きていける活動になるのではないでしょう>か。終活とは「人生の終焉を考える事を通じて 自分を見つめ 今をより良く自分らしく生きる。」活動です。
終活で把握して見直す「資産 預金口座」
「自分で預金口座の把握と管理バッチリ!」という方は大丈夫かもしれませんが、意外と自分の所有している銀行口座(預金口座)はどれくらいあって、各預金口座にどれくらいの金額が入っていることを把握されていない方も多いようです。終活の視点から考えてみると、もしもの時…ご自分が動けなくなってしまった際など、家族や第三者の方にサポートしてもらう時に、ご自分が把握されてない上で他の方にお願いすることを思うと、銀行口座一つとっても現状の把握はとても大事です。整理されておらず分かりづらかったり、見つからない・わからなかった場合、請求権を失ってしまうこともあるかもしれません。また把握が出来ると、過去・現在が繋がり、これからの未来に向けての人生設計を立てることもできます。
預金口座の把握の仕方について
まずはご自身が把握をするために、ノートに書き出しましょう。そんな時に役立つのが「終活(エンディンク)ノート」です。ノートの中にはカテゴリーがあり、「資産」のページには「預貯金」を書く一覧のページ、そして「その他の資産」を書き込めるカテゴリーがたくさんあります。資産については、まずは、現状の把握をすることが1番先決です。書き出すことで、見えてきて心の整理にもつながります。そして、家族が見てもわかりやすくすることを念頭に置いて、整理整頓しながら書き記していきましょう。
預金口座の豆知識
郵便貯金(郵政民営化前)の払戻し期限があるのはご存じでしょうか。郵政民営化(2007年9月30日以前)にお預け頂いてから(最後のお取扱い日から)20年2か月を経過すると払い戻しが受けられなくなるそうです。
日本郵政グループHP 長期間ご利用のない貯金のお取り扱い
お心当たりのある方はこの機会に、まずは現状把握をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
「終活」の言葉一つ、色んな解釈や意味のある言葉ですが、人生の終焉を考える事を通じて、自分を見つめられる時間が、これからの人生をより自分らしく(楽しく安心しながら)生きていけるヒントになるのではないでしょうか?エンディングノートは買ってみたけどいまいち書き方が分からないという方は是非、相談会を活用し書き方の基礎を学びながら完成させて頂けたらと思います。
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