寺院墓地へお墓を引っ越しすると負担は増えますか?

こんにちは、東海地方も梅雨に入りましたね。この季節の牧之原石材の工事部は毎日、天気予報とにらめっこです。さて、新しくお墓を建てる際には、必ず墓地を準備しないといけません。またお墓を引っ越す際に公営の霊園にするか、近所のお寺にするか等々迷われるかたも多いようです。墓地にも、種類が色々ありますが、今日はその中でも寺院墓地についてお話しいたします。お寺さんとお付き合いをする事で、どんないいことがあるのか、またどんな負担があるのかを簡単にお話しいたします。

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目次

  • 寺院墓地にお墓を引っ越すと必ず檀家になるのか?
  • 寺院墓地に引っ越した場合、どんな負担があるのか?
  • まとめ

寺院墓地にお墓を引っ越すと必ず檀家になるのか?

まずは、寺院墓地にお墓を引っ越した場合に『必ず檀家にならなければいけないのか?』とよく質問をされます。今まではお寺の墓地を利用するには『檀家』にならないといけないお寺が、ほとんどでした。しかし、最近では『檀家離れ』も進み、以前のままでは墓地利用者を集めることが難しくなり、お寺の運営も滞ってしまいます。そういったことから、在来仏教の信徒であれば別のお寺の檀家であってもOKな場合や、檀家にならなくても利用規則を守ってもらい決まった額の管理料を払ってくれればいいという場合や、檀家であっても寄付はとらず、あらかじめ具体的に決められた金額の管理料のみと払ってもらうなど負担を明確化・軽減化するお寺も増えるてるようです。
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寺院墓地に引っ越した場合、どんな負担があるのか?

ここでは檀家になった場合の負担を考えてみましょう。檀家とはお世話になっている寺院の支援者として、その菩提寺たるお寺を守り立てる役目を負うことから、寺院運営の費用を賄うための寄付金/布施を出す必要があるとされています。簡単に言いますと本堂、塀、参道、客殿、書院、庫裡等の修繕、整備を檀家全員の寄付金の協力で支えて行くことになります。また、法要等でもその都度、お布施を出すことになります。また檀家は、寺院を支援する代わりに手厚い供養を受けることができます。お盆やお彼岸などの繁忙期にも優先して対応していただくことができます。また、葬儀や法事などの仏事に関する相談をすることができ、状況に合わせた供養が可能となりますので、何かあった際には気持ちの上でも気軽にお寺に相談することが出来ます。

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まとめ

お墓を引っ越すという事は、様々な事情があります。しかし、どの種類の墓地を選択した場合でも、皆さんがお墓参りに行き易いか否かが一番大事なことです。寺院墓地に決め、檀家に入り、お布施をたくさん納めたとしても、お墓参りを全くしないとなれば、ご先祖様の魂も浮かばれないような気もします。また寺院墓地を検討する際には、実際にそのお寺のご住職と直接お会いし、お話しをされることをオススメ致します。
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