大切な家族の遺骨(お骨)、自宅で保管してもいいの?

ふくしまさん

こんにちは!日に日に気温も上がり、汗ばむ季節になってきましたね。もう夏はすぐそこですね。今回は、葬儀が終わった後、自宅の祭壇でお祀りするご遺骨ですが、すぐにお墓が用意できない方や、まだ納骨したくないと考えられる方にとって「遺骨を自宅保管してもいい期間や、決まりがあるのか?」はたまた「どうすればよいのか?」という所をお話ししていきたいと思います。

目次

  • 遺骨は自宅保管してもいいの?
  • 遺骨を自宅保管してもいい期間はあるの?
  • 遺骨を自宅で保管する方法とは?
  • まとめ

遺骨は自宅保管してもいいの?

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こちらの問いの答えは「YES!」お亡くなりになられ葬儀が終わり、遺骨は一度、ご自宅の祭壇などでお祀りされることが多いかと思います。ご自宅で四十九日法要までお祀りし、お墓に納骨をされますが、その際に特に法律上の手続きをするわけではなく、ご遺骨をお墓に入れなければいけない法律もありません。墓地に埋葬することに関しての法律「墓地埋葬法」はありますが、自宅でお祀りすることは、埋葬ではありませんのでご安心ください。

遺骨を自宅保管してもいい期間はあるの?

前項でもお話しした通り、自宅でお祀りをされるご遺骨について法律上の規定はありません。ですので「自宅保管してもいい期間」というのは”ずっと良い”ということになります。しかし、火葬場から持ち帰った遺骨は大変大きな「骨壺」に入っており、四十九日後の祭壇が無くなった後、自宅で保管するには保管場所も考えなければなりません。また供養面で、しっかりとお祀りした方が良いのではないか?などと気にされながら生活される方も少なくありません。

遺骨を自宅で保管する方法とは?

自宅で、遺骨を保管する際、大きな骨壺のままになりますと、お祀りをされる場所も限られて参ります。大切なご家族の遺骨とはいえ大きな骨壺が生活のスペースの中にあるということで、人によっては威圧感などを感じる方もいらっしゃいます。しばらく、または今後、お墓などを作らないご予定なのであれば、粉骨をし、ご遺骨を小さくされるとよいでしょう
粉骨とは?詳細は、こちらの記事で↓
160430藤田「粉骨サービスとは?どのような人向けのサービスなの? 」
そして、粉骨した遺骨は、「手元供養」としてお祀りもできます。詳しくこちらで詳しく説明しています↓

160405福島「手元供養とは?~新しい供養の形、どんなものがあるの?~」
そしてこの先、ご遺骨を保管される方は、ご自分がもしもの時に、ご自分と合わせて保管している遺骨をどうしたらよいのか、残される家族や後見人にに言付けておくこともしておきましょう。

まとめ

遺骨の自宅保管について、特に決められた法律や規則などは無く、ご自宅でお祀りすることができます。しかし、大きな骨壺のままよりも、粉骨をし、「手元供養」として、ペンダントやミニ骨壺など、お祀りしやすいものに形を変えて故人をいつも身近で感じられる供養方法にされるのもいいかと思います。
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