こんにちは!暑さが日を増して強くなり、熱中症を予防していきたい季節に突入しましたね。昨年私は、軽い熱中症を経験したので、こまめな水分はもちろんのこと、塩分補給も忘れません(笑)皆さんも、どばーっと出る汗には注意して、摂取する水分には塩分やミネラル入りのものを選択するなど気を付けてみてくださいね。
さて、今回はご家庭のご事情により、お骨(遺骨)を分けて供養することができる方法をご説明していきたいと思います。
目次
- お骨(遺骨)を分けて供養する「分骨」とは?
- お墓が遠方にあるけれど、どうしたらいい?
- 自宅で供養がしたいけど、どうしたらいい?
- まとめ
目次
お骨(遺骨)を分けて供養する「分骨」とは?
分骨って、そもそも何?
分骨とは、一般的には遺骨の一部を分けて、別のお墓に埋葬・納骨することをいいます。大きな枠組みで言えば、一部分を海に撒く『散骨』や手元に置いて供養するという『手元供養』なども分骨のうちに入りますが、一般的には2つ以上の場所に納骨することを言います。
お墓が遠方にあるけれど、どうしたらいい?
ご家庭のご事情により、ご実家などが遠方や田舎にあった場合や、お墓が住んでいる所から通うことが困難、またはこまめに通えないなどの理由で悩まれている方も多いようです。そういった場合「分骨」をし、お参りしやすい近くのお墓に納骨したいという方もいらっしゃいます。また、分骨したお骨を一部分は現在のお墓に、もう一部分を手元に置く「手元供養」、海に散く「散骨」、木の下に埋葬する「樹木葬」など選択肢はたくさんありますが、どれも故人を大切に思い、供養したいという想いのこもった供養方法です。
お墓から分骨の手順
まずは、現在のお墓にある墓地管理者に相談し、分骨の意思を伝え、「分骨証明書」を申請してください。分骨後は、各受入先に「分骨証明書」を提出し、一緒に分骨したお骨を埋葬、散骨等します。
自宅で供養がしたいけど、どうしたらいい?
亡くなられてから四十九日を境に、お墓にお骨を埋葬される方が多いですが、供養の多様化の現在、お墓に納骨することが全てではない事も事実です。そして心の整理がついてから、供養方法を考えることもできますし、まずは自宅で供養をしたいと考える方も少なくありません。
自宅での遺骨の保管についてはこちらの記事で詳しく説明しています。↓
いずれ供養の選択をする際にも、分骨をしてあれば、引き続き自宅で供養することができます。
火葬直後からの分骨の手順
葬儀担当者や火葬場へ、あらかじめ分骨の意思を伝え、「分骨証明書」を2枚発行してもらいます。一部の分骨したお骨と一緒に、各受入先に「分骨証明書」を提出します。
まとめ
「分骨」という選択をすることによって、お骨はお墓と自宅の両方で供養することができます。そして、現在ではたくさんの供養方法がありますので、ご家族に合った形態を焦らず決めて頂くことが良いのではないでしょうか。
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