お墓を建てるときにお墓の総高さを気にされる方も多いと思います。前回、土台の高さについての解説をいたしましたが、今回はお墓の総高さについて触れてみたいと思います。意外と知られていないポイントがあるかと思いますので、是非参考にしてください。
前回記事も参考に↓
お墓の土台の高さは、周りのお墓に揃えた方がいいの?
目次
- お墓の高さを決めるときに気にされるポイント
- まとめ
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お墓の高さを決めるときに気にされるポイント
必ず押させておきたいポイントをご紹介しますので高さを決める際に確認してください。
墓地の規約にあるお墓の高さの上限
地区の共同墓地には、厳しいルールはあまりありませんが、霊園や寺院の墓地には、土台の高さだけではなく、お墓の総高さに上限を設けているところがあります。規定にある高さの上限値を超えて建ててしまうと、工事のやり直しになりますので注意が必要です。上限の寸法によっては、通常の和型墓石が建てられない場合もありますので、デザインを考えられる前に規定を確認されるのが良いでしょう。もし、分からない場合は石材店に相談しましょう。
周りのお墓の高さ
周辺のお墓との高さを気にされる方は多いです。特に両隣の高さは、直接比較する事になりますので注意が必要です。あまり小さくなると、見劣りしてしまう場合もあります。しかし、周りのお墓が和型で、ご自身の希望が洋型墓石の場合は、当然周りのお墓よりは低くなります。洋型墓石を和型墓石と同じ高さにするには、デザインも限られてきますので高さとデザインのどちらに重点を置くかになります。
本家のお墓の高さ
本家のお墓が同じ墓地にある場合は、高さに注意が必要です。先祖を敬う、本家の長男を敬うという考え方から、本家より低くするのが昔ながらの慣習です。同じ墓地内でも離れた場所にあれば、厳密に比較することはないですが、隣にある場合などは、必ず本家の高さも測定して低くなるようにした方が良いでしょう。必ず低くしなくてはいけない決まりではないですが、建ててから色々と言われてしまうのは辛いので注意しましょう。
まとめ
押さえておきたいポイントについて解説してみましたが、上記のポイント以外にも、お掃除のしやすさなどを考慮して高さを決められる方もいます。どこに重点を置くかによっても変わってきますので、ご希望をしっかり伝えて石材店と打ち合わせしましょう。寸法入りの図面などで高さが確認できると、分かりやすいですね。牧之原石材では、墓地写真に希望デザインを取り込んだ合成の図面も作成しておりますので、より完成に近いイメージでご確認いただけます。お気軽にご相談ください。