こんにちは!牧之原石材です。「墓相(ぼそう)」という言葉をご存知ですか?家を建てる時、家相を気にされる方も多いですが、お墓にも?相と言われている向きや配置のバランスがあります。今回は「墓相」についてお話していきたいと思います。
2016年10月17日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年3月16日に改めて公開しています。
目次
- 墓相とは?
- 墓相によるお墓の建て方
- まとめ
目次
墓相とは?
家には「家相」、手や顔には「手相・人相」というように、お墓にも「墓相(ぼそう)」という、お墓の形や向きにより、縁起の良し悪しや子孫の繁栄、故人の来世での運命などに影響するという考え方があります。調べ方としては、本やインターネットで調べられる方や、鑑定士と呼ばれる方に相談したり、また墓石業者でも相談に乗ってくれるところも多いです。
墓相によるお墓の建て方
墓相といっても、一つではなく「方角」「墓石の形」「形状」「環境」などがあります。しかし流派によっても違い、真逆の事を良しとされることもあるようです。
それでは代表的に言われている内容を少しご説明していきます。
石の形
墓石は、和型と呼ばれる長方形で、3段重ねが良いとされる。下段は資産を表し、中段は家業の盛衰を表し、上段は子孫繁栄を表すとされています。
墓石の大きさ
そもそも自分たちが今、この世に生を受けていられるのは先祖のおかげと考えるので、出世して財を成したとしても、先祖のお墓よりも極端に大きく作ることは、家運が下がる原因になるとされているそうです。大きなものを作りたい場合、先祖のお墓も含めて建て替えることが必要になるようです。
お骨を納める場所(カロート)
人は、土に還るのが本来の姿だと考えられており、石やコンクリートなどで密閉された納骨室(カロート)は、好ましくないとされています。
墓所の周囲・環境
近くに太い木がある場所や、木の陰、崖下や、窪地、湿地帯、山頂に建てることも良くないとされている。
まとめ
お墓を建てる時、お家を建てるように、方角や配置などを気にされるお客様は多くいらっしゃいます。方角や墓相も、ご先祖様を思うからこその習わしでもあります。しかし、無理をした良い墓相のお墓より、生きている私たちがご先祖様を想い、ご先祖様の供養が出来る環境が良い墓相なのではないかと考える方もまた多いのです。悩んでしまった時、一つのアドバイスとしても参考にされるのもよいのではないのでしょうか。
最後に…
私達はどんな些細な事も、お客様のお声や想いをしっかりと受け入れたいと考えています。分からないことや、聞いてみたいことなどもお気軽に仰って頂きたいと思っております。
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