「遺品整理士」って何?依頼する際の注意点とは|静岡県

こんにちは。みなさんは「遺品整理士」って聞いたことありませんか?
2010年にTBSのサスペンスドラマで遺品整理の関連のが放送されたり、2011年にも映画で遺品整理などの題材で公開など多くのメディアで取り上げられるようになった数年前から、「遺品整理」という言葉を聞くことはあると思います。今回はその「遺品整理士」について、お伝えしていきたいと思います。

2016年12月20日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年2月9日に改めて公開しています。

目次

  • 「遺品整理士」って何?
  • 遺品整理士に頼む際の注意点
  • まとめ

「遺品整理士」って何?

今までは、故人の部屋の片づけや掃除、不要な物の処分などの遺品整理は、遺族の手で行われることが一般的でした。ですが現在、高齢化が進み、核家族が増えてきている為、時間や人手の面で遺族の力だけでは支えきれなくなってきています。そんな時、名前からも想像がつくように、代理で遺品を整理してくれる人のことを「遺品整理士」と言います。遺族から依頼を受け、遺品整理士が行政及び関連機関との調整をしてくれ、その後供養する物・一般廃棄物・リサイクルできる物と仕分けをし各業者に手配をしてくれます。

遺品整理業を頼む際の注意点

現在の社会背景を受け、遺品整理業の事業者数も年々増えてきています。
しかし、まだまだ遺品整理業に関する法設備がほとんど整っていない為、不当に高額な料金を請求したり、不要な物の不法投棄するような業者も少なからず存在するのが現状です。ですので遺品整理士認定協会が業界の健全育成をはかるため、遺品整理士養成講座を運営したり、認定試験を実施しています。遺品整理士の資格をもっている人は、法令遵守の知識はもちろんですが、、生前使用されていた故人の想いのこもった品々を《遺品の処理》ではなく《供養》という観点から、取扱い方法を学んでいる為資格もっているだけで安心感があります。

まとめ

近年高齢化が進み、核家族が増えてきている為、遺品整理士の需要が高まってきています。お墓や葬儀などと同様に遺品整理も、現在のライフスタイルなどにより新しい形を取ることが本当に増えてきています。新しい形は新しい形でいろいろと負担が軽減されることもありますが、昔ながらの方法にもいいところもあり意味があります。そういったところを踏まえた上で、お墓や葬儀などと同様に遺品整理も、ご自身やご家族にあった形を見つけることが一番いいのではないでしょうか。終活で一度自分と向き合うのも良いかもしれません。

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