こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。工事部として働いていると様々なお墓の工事を行います。中には現在のお墓が高台や山の上にあったり、もしくは自宅からお墓までの距離があるため、お墓参りが困難な方々は、立地の良い場所や、自宅からお墓参りの行きやすい場所等へお墓を移す工事をする事があります。そこで今回は「お墓を移す時に準備する事」について、何がどれ位必要なのかをご説明させていただきたいと思います。
目次
- お墓を移すために準備する費用
- お墓を移すために準備する書類等
- まとめ
目次
お墓を移すために準備する費用
単にお墓を移そうと思っても、お墓を移す際に様々な費用が掛かりますので、それらをご紹介させていただきます。
移そうと思っている既存のお墓にかかる費用としては、「閉眼供養」にかかる費用。既存の墓石の「解体」にかかる費用。使用しない墓石の「処分」にかかる費用。解体した墓石の「移設」にかかる費用等が挙げられます。その他にもお墓を一度きれいにする場合は別途「お墓のクリーニング」費用がかかります。それぞれの費用はどれも一概にいくらと記することは残念ながらできません。その理由は、お墓の形がそれぞれ違う事やお墓を移す距離、またお墓を解体する場所によって、使用する機械や必要な人員、輸送コストがすべてのお墓によって変わる事が挙げられます。この費用の内、「閉眼供養」以外の費用については、いくつか石材店を回り、見積りを出してもらう事で明確な金額を知る事が出来るはずです。
次に新しく建てる場所や墓石にかかる費用の準備としては、お墓を新たに建てる場所の「区画費用」の準備、「開眼供養」にかかる費用の準備、また墓石の一部分等を新たに建て直す場合は「墓石費用」の準備が必要になります。
さらにお墓を移す時にかかる費用について知りたい方はこちらをご覧ください↓
お墓を移すために準備する書類等
次にお墓を移す際に準備しなければならない書類や手続きについてご紹介させていただきます。
まずは、お墓を新たに移す場所の「受け入れ証明書」の準備、次に今現在、既存墓石の建っている場所の管理者に「埋葬証明書」を発行してもらいます。その後、現在の墓石のある場所の市町村へ「改葬許可申請書」を記入後「受け入れ証明書」及びに「埋葬証明書」の3種類の書類を提出し、「改葬許可証」を発行してもらいます。その後お墓を移すことが出来るようになります。
さらにお墓を移すために準備する書類等について知りたい方はこちらをご覧ください↓
まとめ
さていかがでしたでしょうか?今回はお墓を移すために準備しなければいけない事について、費用と書類等についてご説明させていただきました。ご説明させていただいた通り、様々な準備が必要である事がお分かりいただけましたでしょうか?いざお墓を移そうとした時に準備不足にならないようにご注意ください。
最後にお墓を移す時に追加で「お墓のクリーニング」を行う事が出来ます。一度解体するためお墓の見た目をきれいに隅々までできるのでお勧めです。「お墓のクリーニング」について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓