こんにちは!牧之原石材の福島です。最近では、なにかしらの怪我や病気で入院していた所から、介護が必要な状態で退院になることも珍しくなくなりました。実は…私も数カ月前から同居している祖母が入院し介護が必要な状況となり、現在家族で今後の方針を話し合っているところです。今後介護についてどんな選択肢があるのか?また困った時に何処へ相談すればよいのかお話ししていきたいと思います。
目次
- 介護と介護保険とは?
- 介護が必要になった場合の相談先
- まとめ
目次
介護と介護保険とは?
ひと昔前では、自宅で家族介護するのが当たり前の時代もありましたが、今では女性の社会進出も盛んになり、なかなか「家族だけ」での介護は難しくなり、それによって「介護のプロ」を頼んだり、家族の負担の軽減に繋げる為の「介護保険制度」が誕生しました。
介護保険制度の概要~知っておきたい「介護と介護保険」~
平成12年(2000年)に施行された公的保険制度で、健康保険、年金、雇用保険、労働災害補償保険に次ぐ5番目の社会保険です。国民が等しく全員加入しなければならない国民皆保険です。 介護保険の保険者は、市町村及び特別区とされ、40歳以上の国民が全員加入することになっています。保険料は、他の社会保険と一緒に給与から引かれています。
また、年金受給者は年金から引かれています。40歳以上65歳未満を「第2号被保険者」といい、65歳以上を「第1号被保険者」といいます。ひとたび、介護が必要な状態になったら、要介護認定申請の手続きを行い、要介護認定を受けます。例えば、「要介護1」とか「要支援1」という介護 の必要な程度を決められます。要支援は1,2で「介護予防サービス」を利用することができ、要介護1,2,3,4,5のいずれかに認定されると、
それぞれ の要介護度に応じた利用限度額に従って、介護サービスが利用できるという仕組みです。引用: 終活相談ドットコムhttps://www.shukatusodan.com/skinfo/care/02.html
介護が必要になった場合の相談先
5つの相談先をご紹介します。
市区町村の介護保険課等もしくは「地域包括支援センター」及び「在宅介護支援センター」
まずはご自分のお住まいになっている行政機関でもある役所に行って、相談内容によってさらに細分化した紹介を受けるのも一つの方法です。まず我が家の状況と介護度の認定なども相談してみると良いでしょう。
居宅介護支援事業所
介護保険制度の要と言われるケアマネジャーまたは介護支援専門員が「居宅サービス計画」(ケアプラン)を作成する事業所のことです。これからの介護について相談してみるのもよいでしょう。
民生委員
地域にもよりますが、地区内の高齢者(特に独居世帯)を定期的に訪問したり、様子を把握してくれている存在です。また他の様々な地域の情報なども把握しているので、ご相談されると心強いでしょう。
特別養護老人ホーム
日常生活を営むために必要な「介護」や「リハビリテーション」などを行う入居型の介護施設です。こちらにも介護のプロがいますので、入居型を考えられる方はご相談してみると良いでしょう。
社会福祉協議会
市町村の地域ごとに設置されている「地区社協」であり、住民いろいろな相談に応じています。成年後見制度の普及や、認知症になっても安心して暮らせるよう支援しています。
まとめ
各相談先にまず相談する前に、一度市役所の施設で詳しい相談先の方向を聞いてみるのもよいかもしれません。私の祖母の介護についても最初に市役所の介護保険課に相談し、認定や今後の流れについて説明を聞きました。流れが分かるだけでも、今後の動きに対して安心しますよね。ぜひ参考にしてみてください。
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