こんにちは。皆さんの周りで亡くなった方がいらっしゃった際に享年(きょうねん)◯歳。行年(ぎょうねん)◯歳という言葉を耳にしたことがあるかと思います。正直「享年・行年って何?」という方もいますよね。でも、周りの人は当然のように話していて今さら知らないなんて言い出しづらい。今回はお墓に刻む際の享年・行年についてお話します。
2018年7月27日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年5月10日に改めて公開しています。
目次
- 享年・行年とは?
- お墓に刻む文字は享年?行年?
- まとめ
目次
享年・行年とは?
享年と行年の意味としては【享年・・・数え年(今現在の年齢に1歳足した年齢)で記載する場合などの年数】【行年・・・満年齢(今現在の年齢)で記載する場合などの年数】というのが一般的です。しかし、享年と行年についていくつか調べてみると、人によって考え方に違いがあるようで、享年と行年を反対の意味で説明している場合や、あるいは同じようにとらえている方もいるようです。
お墓に彫る文字は享年?行年?
享年と行年に関して先にお話したように、色々な説がある事がわかります。ではどちらをお墓や墓誌に彫ればいいのでしょうか。一般的には、今まで彫刻をされた方々と一緒の形式で彫る方が多いですので、ご先祖様の年齢を確認して頂くと良いかと思います。また、初めて彫刻される方に関しては、数え年か満年齢かはお寺さまによっても多少異なるようですので「お墓に彫る年齢」に関してお尋ねし教えていただくことをおすすめします。
その他の享年・行年に関するブログはこちら
→享年と行年の違い|お墓に使われるのはどちらが多いの?
→満年齢と数え年の違いとは?|数え年の意味と数え方
まとめ
いかがでしたでしょうか?享年、行年で彫ることに決まりはなく、その家庭によって位置も年齢も様々です。基本的に、石塔や墓誌などに文字を彫る場合は、彫刻する文字をお位牌などから確認をし原稿作成をします。その後、原稿に間違いないことをお客様に確認して頂いた後に現場で彫刻をします。必ずお客様の確認は必須としていますので、万が一享年ではなく行年との変更があっても彫刻前であれば変更も可能ですのでお気軽にご相談ください。