こんにちは。最近、テレビやCMなどで様々な供養方法が紹介されていますが、その中でも『樹木葬』の人気は年々増加傾向にあるようです。しかし、人気がある割には新規での霊園の開発が進んでおらず、供給数が間に合っていないのが実際のところです。こんなに人気があるのにどうして、皆さんの需要に間に合わないのでしょうか?今日はそんな疑問にお答えしていきます。
2017年6月28日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年9月10日に改めて公開しています。
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目次
- 宗教法人や行政の協力が必要不可欠
- 元々霊園開発は市(地方自治体)の許可が必要
- まとめ
目次
宗教法人や行政の協力が必要不可欠
元々霊園開発には市(地方自治体)の許可が必要
次にお寺さんが『霊園をつくりたい』と言ってすぐに霊園を開発出来るかというと、そうではありません。霊園を開発するには、「墓地埋葬等に関する法律」等の許可基準を満たさなければ開発・運営をすることができません。霊園・墓地ならば「都市計画法」「農地法」場所によっては「河川法」なども関わってきます。「墓地埋葬等に関する法律」は、平成24年4月1日に一部改正され、墓地等の経営の許可等の権限が都道府県知事から市区町村長へ移譲されました。これによって、地方自治体が様々な角度から調査をしていき、かなり時間を要することにより霊園・墓地・納骨堂の開発許可が、非常に出にくくなったといわれています。
まとめ
いかがでしょうか?霊園の開発に関しての流れを簡単にご説明させていただきました。霊園を開発しオープンしたとしても、管理を維持継続することが出来るかどうかも非常に大事になってきますので、そういった面での管理会社も関係してきます。以上のような理由で、人気があるにも関わらず、なかなか霊園や樹木葬の開発ペースが需要に間に合っていないのです。霊園や樹木葬をお考えのかたは、まずはご見学に行かれることをおススメいたします。もし、その場所を気に入られたのであれば、予約をしご家族と話を進めるといいでしょう。また、今度来てから、考えようという方もいらっしゃいますが、人気がある樹木葬を要する霊園は区画が完売するペースも早く、次に霊園に見学に来たときは、『時既に遅し』という事も大いにありえますので、タイミングをよく見計らうようにしましょう。
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