こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。今回は現場日記「狭所にあるお墓の解体工事」という事で記事を書かせていただきます。最近のお墓の立地は霊園であったり、お寺さんの墓地でもアクセスしやすく、ご高齢の方でも訪れやすく、お墓参りに行きやすい場所が増えています。しかしながら、少し昔のお墓のある場所はそういった場所ばかりではなく、各集落ごとの共同墓地であったり、自宅の裏や、その付近にも建てられていました。今回、解体させていただいたお墓も共同墓地にあたり、訪れるには何段もある階段を上るしかない場所でした。そんな場所にあるお墓をどのように解体したのか?その様子を今回はご説明させていただきたいと思います。
目次
- お墓の解体工事
- その後
- まとめ
目次
お墓の解体工事
それでは早速お墓の解体の様子をご説明させていただきます。
今回解体を行うお墓がこちらの和型墓石になります↓
通常の解体工事の場合、ユニックや小型クレーン等の機械を入れて工事を行いますが、今回の現場は山で、狭い場所、お墓までの道のりが階段だったため機械を入れるのは難しい現場でした。しかし、少し離れた場所にスペースがあった為、レッカー車を手配し、解体した石を運び出す事になりました。
しかしながら解体しているお墓のある場所から、レッカーで吊り上げる事の出来る場所まで、およそ30mの距離は一輪車での運び出しとなりました。
↑の写真がお墓解体後、整地をし、砂利を敷いた後となります
その後
今回のお客様は既存のお墓の解体の後、既存墓石のあった場所のすぐ下にある平地に新しくお墓を建てられました。解体前は和型のお墓でしたが、新規のお墓は洋型墓石となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はお墓の解体工事は、レッカー車を使う事もあるという事をご紹介させていただきました。解体だけではなく、お墓を建てる時にもレッカー車を使う事もあります。今回は解体→新規墓石といった流れの工事でしたが、お墓の引っ越しも行う事が出来ます。狭い場所、山の上の墓地であっても今回のようにレッカー車を使用したり、さらに状況の悪い場所になると人力での施工も行う事がありますが、どんな場所であってもお墓の工事は対応可能です。もしお墓の解体(墓じまい)や引っ越しを考えているという方、これから先考えるかもしれない方、お気軽にお問い合わせください。