こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。皆さんのお墓に彫ってある文字、例えば「大澤家之墓」という正面に大きく彫ってある文字や、戒名、もしくは文字でなくとも花立に彫られている彫刻や、水鉢等に彫られている家紋等に色は塗られていますか?少し古いお墓や、新しく建てた場合でも、建てられた方の趣向で文字や彫刻に色が入っていない物が有りますが、最近では、彫刻に色が付けられている物が有ります。石の種類にもよりますが、彫刻や、文字に色を付ける事で、彫られた物がはっきりと明確になり、またお墓の印象も大変変わります。「最初の段階で色を付ける注文をしてなければいけないんでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが実はそんな事はありません。そこで今回は「建ててあるお墓の文字に色を付ける事はできるか?」についてご説明させていただきます。
目次
- 建ててあるお墓の文字に色を付ける事ってできるの?
- 建ててあるお墓の文字に色を付けるとどんな風になるの?
- まとめ
目次
建ててあるお墓の文字に色を付ける事ってできるの?
建ててあるお墓に文字を付ける事は可能なのか?答えは「できます!」新規でお墓を建てる時は、もちろん文字に色を付ける事が出来ますが。すでに建っているお墓にも色を付ける事ができます。お墓の石塔の「○○家」といった所や、過去亡くなった方の戒名や、水鉢や花立てに彫ってある彫刻等、基本的には、お墓に彫ってあるもの全て後からでも色を付ける事ができます。新しく戒名を彫る時に色を付ける事になり、今までの色のついてなかった戒名の部分も今回の色に合わせて色を付けるといった事がよくあります。
建ててあるお墓の文字に色を付けるとどんな風になるの?
次に実際に文字に色のついていないお墓に色を付けるとどうなるのかを実際にご紹介させていただきます。
戒名板の一例となります。一番左に彫ってある戒名は白で塗られていますが、それ以外の文字は色がついていません。それを今回は合わせて白で色を付けます。色を付けた後が↓になります
色を付ける事で彫ってある文字や、彫刻の形がはっきり認識できるようになりました。
次にお墓正面の文字を色付けした場合どうなるかご紹介します。下の写真は色付け前の黒系の石で建てられた和型墓石になります。
色を付けたのちの様子が下の写真となります。今回も白で、文字と家紋に色を付けました。お墓自体の色が黒という事もあり、それぞれが読みやすくなり、家紋もはっきりと分かるようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は建ててあるお墓の文字に色を付ける事は出来るのか?についてご説明させていただきました。色を付ける事でお墓のイメージががらりと変わるお墓もあります。注意していただきたい点が一つあり、お墓に使用されている石の種類によっては、色を付ける際に、文字以外の所に色がつき、取れなくなってしまう恐れもあります、そのため文字や彫刻への色付けをお勧めしない場合もありますのでご注意ください。
今回ご紹介させていただいた事の他に落ちてしまった色を新たに付け直す事や、付けてしまった色を落とす事も可能ですのでどうぞご相談ください。