こんにちは。1月も半ばに入り、日々時が過ぎるのが早いと感じます。さて、今回は色鮮やかなお墓を探している方必見です!彫刻ではなく石を使用した加工方法をお伝えします。
目次
- 色鮮やかなお墓にする加工方法とは何?
- 「象嵌」の良い所とは
- まとめ
目次
色鮮やかなお墓にする加工方法とは何?
今回ご紹介する方法は、彫刻ではなく石を使用し図案を形にしていきます。別名、象嵌(ぞうがん)と言う加工方法となります。象嵌(ぞうがん)は彫刻とは違い、彫った箇所に異なる別の石を埋め込む方法になります。本来、絵や写真を彫ったりする際には影彫りやブラストと呼ばれるもので彫刻をすることが多いですが、最近では、表現方法の1つとしてや個性として、象嵌(ぞうがん)加工される方も増えています。基本的に象嵌は、文字にも対応できますが、絵柄を表現するのに適しています。又、正面にワンポイントのラインとして別の石を埋め込む方法もあります。近年は、彫刻を使用し絵を彫る方が多いですが、同じ図柄でも象嵌(ぞうがん)で加工をし表現する事でまた違ったデザイン墓石になります。
「象嵌(ぞうがん)」の良い所とは?
象嵌(ぞうがん)の場合は色落ちの心配がありません。使用する石には色があるので、ペンキとは違い取れてしまう心配がないのです。又、石を埋め込む技法の為、石種によって目立つ目立たないの心配がなく、どの石種にも対応することができます。
「象嵌(ぞうがん)」をする際に注意する所
象嵌(ぞうがん)の場合、色の種類が選べない為、絵柄の選択は少なくなり、色の選択が出来ないため絵の選択肢も限られてきます。石なので、色は落ちないですが、雨を吸ってしまう石等がはめ込んである場合、何年後かにサビや色あせが出てくる事もあります。又、象嵌加工ができる図柄も、細かい絵などは厳しくなってきますので、アドバイザーに可否を聞く必要性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近では、象嵌(ぞうがん)という方法で絵柄を表現される方も増えてきました。主となる石の色を気にしなくても良いのもそうですが、ペンキを塗る事に抵抗がある方が、絵柄を目立たせる方法として活用する事も多いです。元々、象嵌(ぞうがん)は工芸技術の1つとされ、墓石には使われていなかったようで、象嵌加工は鉄・金・木・銀・銅と様々に素材に幅広く用いられることがほとんどでしたが、時代の流れの中で、石材屋にも伝統とし引き継がれ、墓石に象嵌(ぞうがん)を使用するようになったようです。現在、打ち合わせをされている方、今後お墓を建てようと思われている方は是非「象嵌(ぞうがん)」を検討してみてはいかがでしょうか?
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