知っているようで知らない「寒の明け」とは

こんにちは。牧之原石材です。皆さんは「寒の入り」や「寒の明け」という言葉を聞いた事があるでしょうか。私もそうですが「聞いた事はあるけど実際どういう意味なのか、いつなのかはよく知らない。」という方も多いのではないのでしょうか。今回は知っているようで知らない「寒の明け」について一緒に勉強しましょう。
2016年1月23日に公開した記事ですが、内容加筆・修正し2018年11月9日に改めて公開しています。

目次

  • 一年中で一番寒い時期が終わることなんです
  • 工事は「寒明けが良い」ってどういう事?
  • まとめ

一年中で一番寒い時期が終わることなんです

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時期としては2月4日頃が「寒の明け」といわれており、立冬(りっとう)→小雪(しょうせつ)→大雪(たいせつ)→冬至(とうじ)→小寒(しょうかん)という順番に巡り、一番寒い大寒(たいかん)を経て立春(りっしゅん)、つまり春を迎える訳です。その立春が「寒の明け」となるんです。この季節の移り変わりを24に分けて表した二十四節季(にじゅうしせっき)というものがあり、それを4つに分類する事で春・夏・秋・冬の四季が表され、その中に春分(しゅんぶん)・夏至(げし)・秋分(しゅうぶん)・冬至(とうじ)も含まれるわけですね。

日本研究ブログ Japan Culture Lab より

工事は「寒明けが良い」ってどういう事?

工事などをする際「寒が明けてからやるのが良い」と言われることがあるそうですが、不思議に思う方もいますよね。それは「年回り」に関係しているようです。年齢により良い年・悪い年があると言われています。例えば神社などに参拝した際に見かける前厄・本厄・後厄などがそれにあたります。昔から「寒明けの前の日(2月3日 節分)は厄の区切り」という事で、「年回り」に関係のない唯一の日と伝えられていたことから、工事をするなら厄の区切りが過ぎてからが良いという習慣になったそうです。だからといって、寒の明け前の工事は良くない。というわけではないですし、工事は随時行われていますので、気にされない方は特に問題ないようです。

まとめ

如何でしたでしょうか?今回は「寒の明け」について調べてみました。耳にはするけど意味を知らない事って結構ありますよね。来店されるお客様が「今年は年回りが悪いから」とおっしゃる方もいます。そういったか方にも「寒明けの前の日(2月3日 節分)は厄の区切り」という事でお話しできるかも!年末年始以外の土・日・祝日も休まず営業していますが、寒の明け前の2月3日はマキセキへ!お待ちしております。

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