満年齢と数え年の違いとは?|数え年の意味と数え方

こんにちは、牧之原石材の勝田です。先日、満年齢と数え年の違いについて問合せがあり、数え年の数え方について改めて確認する機会がありました。皆さんは、数え年の数え方をご存知でしょうか?今回は、満年齢と数え年の違いと数え年の数え方についてお伝えします。

目次

  • 満年齢と数え年の違い
  • 数え年の意味
  • 数え年の数え方
  • まとめ

満年齢と数え年の違い

満年齢と数え年の違いを一般的な考え方から比較してみましょう。

満年齢

私達が普段から使用している年齢の表記です。生まれてから経過した年数の事です。現時点での年齢です。様々な書類にも満年齢で記入する事が一般的です。

数え年

生まれてから何年目になるのかを表した年齢です。生まれた年を1歳として1月1日を迎えるごとに1歳増える事になります。普段使用する事は少ないですが、「厄年」「長寿の祝い」「七五三」「故人の年齢の表記」などに使われることが多いです。

数え年の意味

数え年は昔から日本でも使われていた年齢の数え方です。ご年配の方の中には、今でも年齢を聞かれると数え年で答える方もいるそうです。生まれた瞬間から1歳となり、誕生日に関係なく毎年1月1日の元旦に1歳年が増える事になります。母親の胎内にいる期間を0歳の期間とし、毎年1月1日に神様や仏様から「歳をいただく」という考え方のようです。昔は子供の人数も多く、1人1人の誕生日を把握しお祝いするのも大変だったからとも言われています。

数え年の数え方

数え年の数え方は、生まれた年を1歳として1月1日を迎えるごとに1歳増える計算になるため「満年齢+1歳」と思われている方も多いと思いますが、実際には少し異なります。数える時にその年の誕生日を迎えているかどうかで変わってきます。その年の誕生日を過ぎていれば「満年齢+1歳」、その年の誕生日前なら「満年齢+2歳」と数えます。
2018年5月5日現在で、2000年5月1日生まれの方は「満年齢(18歳)+1歳」で19歳、2000年10月1日生まれの方は「満年齢(17歳)+2歳」で19歳となります。生まれてから何年目になるのかを表した年齢なので、数え年では同じ年に生まれた人は誕生日に関係なく同じ年齢となります。12月31日に生まれた方は満年齢は0歳ですが、数え年では翌日には2歳となります。

まとめ

現代では、あまり使用することが少なくなった数え年ですが、数え方がわかると、「厄年」の年齢表記や、故人の年齢を表記した「享年」「行年」などの意味も理解できるのではないでしょうか?数え年を使用する際には、参考にしていただければと思います。

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