こんにちは。暑さも和らぎだいぶ過ごしやすくなりましたね。今回は、お墓を建てる時期についてお伝えします。来年の10月には消費税も上がると言われているので、「建てる時期」を考えるきっかけになれば良いです。
目次
相続をしてからお墓を建てる事について
皆様の中には、お墓の費用を生前に準備し、「相続をしてから建てよう」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?自分のお墓に必要なお金を残すことは素晴らしいですが、そのお金には相続税がかかってしまいます。しかし、生前にお墓を購入しておけば、お墓の相続税はかからないのです。現在、お墓等の祭祀財産は非課税となっているので、同じお墓を購入するにしても、お金で残すか、お墓で残すかによって相続税の課税対象になるかならないかが変わり、その差が数十万以上となる場合もあるのです。
消費税増税前にしっかり準備をするために
来年の10月1日(指定)から消費税が8%から10%に上がります。墓石の全国平均(地域差はあるようです)は142万円と言われております。決して安いとは言えず、前述の金額はあくまで平均であり、墓地の広さ、使用する石種によっても大きく変わってきますが、この金額に対して税金が2%上がるだけでおよそ3万円余分にかかる計算になります。また、増税前は駆け込みのお客様が増える傾向にありますので、ご契約までにお時間を頂かなければならなくなる可能性があります。お墓は自分ひとりで建てるものではなく、家族や親族の方と共に考えて建てるものです。お得にお墓を建てるために、早めのご検討をおススメいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?お墓を建てる時期は人によって考え方が違うのでそれぞれですが、変わらない事実(消費税や税金等)もありますので、そこを軸に考えてみることも良いかもしれません。また、生前にお墓を準備することは「寿陵(じゅりょう)」もしくは生前墓と呼ばれ、長寿・子孫繁栄・家内円満を授かる縁起の良い事と言われております。