よく聞くお施餓鬼(施食会)とは。初盆の場合に準備する物は?

こんにちは。暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。まだまだ熱中症には注意が必要ですので皆さんもお気を付けください。さて、宗教などによって違いはありますが、どなたかが亡くなった後、49日を過ぎて初めて迎えるお盆の事を一般的に初盆(新盆)といいますが、初盆を迎える方の中にはお寺さまから「お施餓鬼(施食会)のご案内」というようなお手紙が届いた方もおられるのではないでしょうか?今回は、この「お施餓鬼(施食会)」とは何か。何を用意すればよいのかなどをお伝え致します。

目次

  • お施餓鬼~おせがき~(施食会~せじきえ~)とは
  • 初盆のお施餓鬼(施食会)に準備する物とは
  • まとめ

お施餓鬼~おせがき~(施食会~せじきえ~)とは

お盆の時期にお寺さまで行われることが多い行事の一つがお施餓鬼(施食会)です。お施餓鬼(施食会)とは、仏教の世界にある6つの世界(六道)。その中の1つ「餓鬼道」に堕ちて飢えや乾きに苦しんでいる魂や無縁仏に食べ物や飲み物をお供えし、ご先祖さまと一緒に供養する事で生前に徳を積む事になり、自分にも救いがあるという考え方のようです。多少は考え方の違いがあるかもしれませんが、苦しむ方への供養の気持ちやご先祖さまへの感謝の気持ちを持つという意味では大切な法要です。

初盆のお施餓鬼(施食会)に準備する物とは

御供物(お施餓鬼米・御供米)

ガーゼやサラシを三角(四角)になるように隅を縫い、そこにお米を詰めたものです。私の地域では三角ですが、形やサイズは多少異なるようです。もちろん自分でつくる事も出来ますが、分からない方はスーパーやホームセンターなどでも販売している所がありますので確認してみてください。

お布施(お塔婆料・水向料)

最初にお話した「お施餓鬼(施食会)のご案内」というお手紙が届いている場合は、そちらに金額が記載されていることがあります。3,000円~10,000円位が一般的ですが、各ご家庭やお寺さまによって異なる場合がありますので、ご住職にお聞きするのが良いかと思います。

その他

服装ですが、一般の方の場合は改まった服装である必要はなく、落ちついた色の服であれば問題ないようですが、初盆での供養を行う方の場合は通常礼服を着用した方が間違いないようです。心配な方はご親族やご住職に確認しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?お施餓鬼(施食会)で一般の方として供養するのと初盆で供養するのとはやはり違いますよね。しかし、故人を供養する気持ちに違いはありません。分からない事は事前に確認し、準備するようにしましょう。

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