こんにちは。もうすぐお正月ですね。家族が帰省されお墓参りに行く方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、お正月にするお墓参りの意味とお供えするおススメのお花をご紹介します。
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お正月のお墓参りの意味とは
地域性によって違いがありますが、お正月にお墓参りに行くのは縁起の悪い事だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、お正月とは本来、ご先祖様の霊を年神様としてお迎えし、前年の豊穣の感謝をし、今年の豊穣を願うという意味合いのあるものだったようです。むしろ、お正月にご先祖様の眠るお墓にお参りする事は、新しい年が実り豊かであることを願う上で大切な行事であると考えられるのです。
お参りするタイミングとは
お正月のお墓参りにのタイミングですが、三が日にお参りしても、また三が日が明けてからでも問題はないようです。正月の時期のお墓参りに関してしきたりがないため、都合の良い日にちを選んで頂ければ良いようです。しかし、出掛けるついでにお墓参りに行く「ついで参り」というのは、ご先祖様を尊重せず軽く見ている失礼な行為となる為、避けて頂くほうが良いです。もし、親戚への挨拶参り等で出かける場合は先にお墓参りをしてから出向く事をおススメします。
お正月にお供えするお花は?
お正月という新年を迎えているお墓参りなので、新年にふさわしくいつもよりもおめでたく華やかなお花を供えると良いようです。お花の種類は、センリョウやマンリョウ、ナンテン、年中お供えしても長持ちする菊でも大丈夫です。花屋さんに行くと正月用の仏花が揃えられており、華やかな種類のものがあるので、その中から買っていくとよいようです。一点、バラのやヒガンバナは縁起が良くないので避けた方が良いです。これらはお正月に限らず他の時期でもお供えしないよう気を付けてください。
まとめ
いかがでしたか?年末年始に合わせて帰省される方も多いと思います。日頃、故郷に帰る事が困難な方も、お正月にお墓参りをし、ご先祖様に感謝と新年の無事を願って頂ければ良いのではと思います。又、お墓参りに時期や回数はなく、ご先祖様を想いお墓参りに行く事に意味があります。日頃よりご先祖様に感謝の気持ちをお伝えしていって頂けたらと思います。