「将来、お墓を承継する人がいない」「お墓のことで子どもに負担をかけたくない」「お墓を建てる費用を抑えたい」「簡単に済ませたい」などの理由から「永代供養塔の合祀」を選択している方が増えております。
「合祀」についてのご相談は増加は感じており、今回は「合祀供養」についてお伝えしたいと思います。
2018年12月15日に公開した記事ですが、内容を加筆修正しましたので2021年11月16日に改めて公開させていただきます。
目次
合祀とは?
合祀とは、多くの方の遺骨を一ヶ所にまとめて納める供養方法で まさしく「合わせて祀る(まつる)」という意味になります。
永代供養塔における合祀墓は、永代にわたって供養と管理が約束されているので、将来的にお墓の承継者や供養する人がいなくても無縁仏・無縁墓になる心配がありません。また、合同の墓所に個人としてお骨を埋葬するだけなので、新しくお墓を建立するケースに比べ 物質的にも経済的にも非常に負担を少なく進められます。
合祀墓はどのような方が利用されていますか?
合同の墓所に個人として埋葬して頂くので、お墓の管理や故人の供養は墓地管理者に任せることになります。その為、お墓の継承問題が軽減されます。その為「将来、お墓を承継する者がいない」「お墓の事で子どもに負担をかけたくない」などの問題をお持ちの方などがご利用されています。
特に最近では、継承者がいないお墓「無縁墓」を先回りして自分の代で「墓じまい」を行い、墓石を撤去して遺骨を永代供養墓などに移して合祀する方も増えています。
先祖代々の骨壺が増えて、納骨するスペースが一杯になってしまい遺骨整理の為、整理合祀するご家族もいらっしゃいます。
また、大きなメリットと特徴として「合祀」は「個別の墓石を建てる費用が不要」「お墓の維持費用がかからない」など 費用を抑えてお墓に入りたいとお考えの方が選ばれています。
合祀墓へのお参り方法とは?
共用の参拝スペースなどに供花立て、お線香立てを備えてあり、そちらをご利用頂きます。
また、永代供養墓の管理者が定期的(年に一回、または春秋のお彼岸毎など)に合同供養を執り行うところもあります。
合同供養の有無・回数については、契約前に確認しましょう。
合祀の際についての注意すべきポイント
一度合祀にしてしまうと、遺骨は合祀区画の中で他の人の骨と混ざってしまい、誰の遺骨なのか分からない状態になってしまう為、遺骨を取り出し、返却されることができなくなります。
しかし、このような問題の解決策として、遺骨の一部を手元に残す「手元供養」とし、残りを永代供養してもらうこともできます。
静岡県焼津市「やいづさくら浄苑」の永代供養墓のご紹介
【やいづさくら浄苑】では、4つのタイプの供養方法があります。
【個別埋葬】
個別に永代供養墓内の棚で永久安置致します。
【個別埋葬後13年で合祀(個人)】
個別に永代供養墓内の棚に安置させて頂き 13年後に 合祀致します。
【個別埋葬後13年で合祀(夫婦)】
個別に永代供養墓内の棚に安置させて頂き、ご夫婦揃ってから13年後に合祀致します。
【合祀埋葬】
故人様を永代供養墓の中で合祀します。
まとめ
近年、合祀の選択は核家族化や 現代の少子高齢化、時代的背景において、今後ますますニーズが高まると思われます。管理負担が少なかったり、費用も抑えられる等のメリットもありますが、やはり遺骨は他の方と共用のスぺースへの納骨になる為、残された方々の意思や心情をよく考え、自分一人で決めず、家族や親族の気持ちに耳を傾けてお選び頂くのが良いでしょう。
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