大切なペットのお世話をしてくれる人を探しておく|終活編

こんにちは。あっという間に2月ですね。まだまだ寒い日が続きますので風邪を引かないように体調管理に気を付けてくださいね。さて今回は、家族の一員でもある「ペットの行方」についてお伝えします。終活を始められる際の1つとして、しっかりとペットの行方も考えておかなければなりません。

事前に「居場所」を決めておいたほうが良い理由


万が一の事があった場合には、基本的には遺された家族が面倒を見る事になります。しかし、生活スタイルの違いや動物アレルギー等で飼う事が出来ない場合があります。故人にとってはかけがえのない家族と同じくらい大切な存在だったとしても、予め準備をしておかないと、遺された家族にとっては悩みになってしまう事もあるのです。そして、やむを得ず飼えなくなったペットが向かうのは「保健所」なのです。毎年、保健所に送られる犬猫の数は10万匹以上、そのうちの4割は殺処分になってしまうようです。

遺された家族がモメない為には


遺されたペットが不幸な目に合わない為に、そして遺された家族がモメない為にも、生前に用意しておかなければならないのは、ペットの「居場所」です。家族や親族と話し合い、次の飼い主を決めておくのです。又、里親に出すという手もあります。探し方としては、動物病院に張り紙をしたり、ビラを撒いても良いようです。それでも見つからない場合は、ペット用の施設があるので予め契約をしておく事もできるようです。

生きていく為のお金の用意

ペットも人間と同様、生きていく為にはお金が必要です。「居場所」探すと共に、生きていく為のお金も用意してあげなければなりません。その際、家族など信頼できる人に、ペットの為のお金を管理してもらう契約を結ぶ事ができます。この方法は信託法に基づき、強制力を持たせられるようです。逆に安心して任せられる人が身近にいるのであれば、遺言でも良いようです。遺言書には、ペットとペットの世話をする為のお金を譲ると書き、ペットを誠実に世話してほしいという事を、条件(負担)として付けるのです。相続人が明確であれば、この方法でペットにお金を遺せるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?亡くなった後は、身内の誰かが見てくれるなどと安易に考えてしまいそのままにすると、いざという時に家族が困ってしまう事もあります。家族としっかりと話し合い、大切なペットの居場所を探すようにしましょう。又、施設に関しては、しっかりと見学され、ご自身が納得できる場所を探すことをおすすめします。

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