こんにちは!牧之原石材 福島です。ご自分のお墓を準備するにあたって、漠然とどうしたらいいか・またご自身の希望があるけれど今の先祖代々のお墓との兼ね合いやこれからについてなどもどうしたらいいか?…などというお声を最近よく耳にすることが多くなりました。今回は、お墓のを準備する・またこれからの供養についてもお話しをしていきたいと思います。
2019年3月26日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年9月22日に改めて公開しています。
目次
自分のお墓の準備にあたって
ご自身のお墓を準備するにあたり「先祖代々のお墓」がある方、または「お墓の購入」をされる方と皆さん様々な状況があるかと思います。
「先祖代々のお墓」がある方
先祖代々のお墓がある方は、まずはそのお墓を引き継ぐということになりますので、お墓の場所(墓地)を管理をされている方の確認が必要です。(墓地の場所がお寺にある場合は、お寺のご住職様が管理者になります。また共同墓地などの場合は、地区の管理者又はその場所にお墓がある方で共同で管理されている場合があります)墓地を管理してくださっている方(もしくは団体)に墓所の維持管理費などが納められているはずですので、年間の費用や支払い方法なども確認されておくとよいでしょう。
また自分がそのお墓に納骨後、お墓を継承される方がいらっしゃらない場合は、先祖代々のお墓を今後どのようにされるのかも考えておかなければなりません。家族や親族の方とよく相談して頂き、今後の事を話し合っておかれると良いでしょう。
「お墓の購入」をされる方
お墓がないという場合は、お墓の購入し用意しておかなければならないかと思います。まずは何から準備すればよいか?ということろですが、お墓を準備するにあたり「お墓を設ける場所」「お墓のデザインなどの希望」「お墓の予算」「どなたが入るのか」「建立後の継承者」などいろいろと条件があるかと思います。
参考記事:お墓を建てよう!えっ?何を準備すればいいの?
ポイントとしては、お墓を準備するにあたってまずはお墓を建てる場所を決めることが一番大事です。
・ご自身が気に入った場所なのか・お参りのしやすさ・価格、管理料・寺院墓地の場合はお付き合いの仕方など、ご自身の優先順位が高いものもしくは継承されるご家族などと相談して決めるのが良いでしょう。
お墓を持たない|その他の供養の仕方について
お墓がない場合、お墓ではない場所へ納骨・もしくはその他の供養方法で遺骨を供養していく方法もあります。
参考記事:今話題の「新しい供養の形」を知ろう!
最近では、自宅の仏壇でご遺骨を安置できる仏壇があったり、遺骨の一部を手元に置く「手元供養」の商品なども数多く出ています。(お墓がある場合でも、手元に置かれたいという意向のある方もにも需要があります)
いろんな供養法がある中で選択をされるわけですが、手元供養を例にすると、ご自身や子供の代まで(了承してもらった場合)は遺骨の安置をお願いできても、そのあとの代の子孫が遺骨の場所をどのようにしていくか…ということを考えていかなければなりません。供養の方法は、ご家族でよく相談されてから選ばれるのが良いですが、樹木葬や散骨なども、各霊園や業者さんによってシステムや規約などが違いますので、よくご相談されるのが良いでしょう。選ばれる際には、将来の遺骨の行方を考えて供養のご選択されるとよいかもしれません。
まとめ
いざお墓が必要になった時にどのような選択をするか悩まれる方も多いかと思います。先祖代々のお墓を継承するにあたっても、親や親族の方が管理されていると知識が無かったりもします。今後自分が管理される際や、その先にお墓を引き継ぐ人の事も視野にいれながら考えていかれると良いかもしれませんね。またお墓の準備(購入)を考えられる際は、墓地の紹介やお墓のすべてをお任せできる供養のプロでもある「石材店(墓石店)」のスタッフさんなどにご相談されると良いでしょう。