亡くなった母へ感謝の想いを伝える「母の日参り」とは

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こんにちは。今年のゴールデンウィークは「元号」の変更もあり、10連休となりました。皆様はどのように過ごされましたか?海外旅行などを計画された方や帰省された方も多かったと思います。今回は帰省にちなみ「母の日参り」についてお伝えしていきます。
2018年4月28日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2019年5月12日に改めて公開しています。

目次

  • 母の日の由来
  • 母の日参りとは
  • 母の日参りにすること
  • まとめ

「母の日」の由来

皆さんご存知の通り、5月の第2日曜日が母の日で、今年は本日5月12日が「母の日」になります。日本では、母親に日頃の感謝の気持ちを伝える日とされていますが、実は母の日はアメリカで生まれました。元々は母親想いの女性が、亡き母を偲ぶ日々の中で、母親に感謝を表す記念日づくりを思いたったことから始まったとされています。母親の好きだった白いカーネーションを祭壇に飾ったことが、カーネーションを贈る習慣の始まりで、亡くなった母親には白のカーネーション、生存の母親には赤のカーネーションを贈るのが一般的でしたが、今では様々な理由から赤のカーネーションが定番となりました。

母の日参りとは

「母の日参り」とは、母の日の原点に返り、亡き母を偲ぶ日として、母の日に思いを込めてお墓参りすることです。伝統的な香りを伝え続けている線香の老舗メーカーが、母の日にお墓参りに行くことを習慣にしていただくために広げた言葉だと言われています。近年では、ゴールデンウィークから母の日にかけた、比較的穏やかで好季節な時期に、亡き母のお墓を訪ねる「母の日参り」の輪が広がっています。

母の日参りにすること

「母の日参り」には、特別なことをする必要はありません。普段と同じようにお墓参りしていただき、母の日のシンボルフラワーであるカーネーションやお母さんが好きだった花を供えてください。いつもより念入りにお掃除していただくのもよいでしょう。お墓参りに行けない方は、仏壇にカーネーションを供えるのもよいかと思います。カーネーションの香りがする線香もあるそうです。又、お供えのお花は「白いカーネーション」にこだわる必要はありません。ユリやカスミ草など白を基調にしたお花にアレンジを加えてみるなど、墓前や仏前にお供えするものに関して、母親への想いや感謝を伝える事ができれば、基本的には色、お花の種類などはこだわらなくて構わないようです。

まとめ

いかがでしたか?日頃より耳にしている「母の日」は亡き母を偲ぶ一人の女性の想いから始まったのです。一見「母の日参り」と聞くと、亡くなった母を思い出してしまい辛いという方もいらっしゃると思います。母の日は母親へ感謝を伝える貴重なタイミングです。「どのように過ごしているのか?元気なのか?」等、心配していると思います。だからこそ「母の日参り」では墓前・仏前で、自分自身や子どもが仲良く元気に過ごしている姿を見せ、安心させてあげることが一番のプレゼントになるのです。是非、感謝の気持ちを忘れずに「母の日参り」をして頂けたらと思います。

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