納骨の仕方に決まりはあるの?正しい納骨とは?

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ご葬儀の後、次に考えるのは「納骨」の事ではないかと思います。今回はこの「納骨」についてのお話をさせていただきます。

この記事は2016年2月10日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2017年5月10日に改めて公開しています。

目次

  • 納骨はしなくちゃいけないの?
  • 納骨はいつやるの?
  • どこに納骨するの?
  • 納骨のための準備は?
  • まとめ

納骨はしなくちゃいけないの?

結論から言うと答えはNO!です。ご遺骨に関してはいつまでに埋葬・納骨しなければならないと言う決まりはありません。ただ、一般的には「あまり長い期間手元に置いておくのもどうか?」と言った事から、長くとも3回忌までには済ませるのが通例です。亡くなられた方も安心して休みたいですからね。
納骨はいつまでに?↓
納骨のタイミングって?すぐ納骨はしたほうがいいの?

納骨はいつやるの?

上の設問でも触れていますが、いつまでと言う決まりはありません。仏教でいうと四十九日法要には多くの親族が集まる為、そこに合わせて納骨することが多く、一般的には「四十九日までに納骨。」という意識が高いようです。事情によりすぐに納骨をできない方もいらっしゃいます。
特にお墓を持っておらず家族の誰かが急に亡くなった場合など、お墓の準備が間に合わず納骨が後になる場合もあります。お墓の準備にもある程度の時間がかかりますので、その場合は慌てず石材店にご相談ください。お墓の準備にかかる期間についてはこちらをご覧ください。
ぜひ参考にしていただきたい!お墓が完成するまでの期間!

どこに納骨するの?

納骨場所もお墓にとは限りません。特に都心部においては多いのですが、用地的な問題もあり一般のお墓とは違う供養の形が多く見受けられます。寺院、民間による「納骨堂」。この納骨堂もロッカー式のものや仏壇式のものなど様々あります。また、納骨とは違いますが、近年増加傾向にある「散骨」を選ぶ方もいらっしゃいます。ただし、こちらの「散骨」は「自然葬」とも言われ、名前からなんとなく良いイメージがありますが、散骨場所の所有者の許可が必要であったり、やり方によっては遺骨を遺棄したとして法に触れる場合もありますので、正しい知識と注意が必要です。
納骨堂

納骨のための準備は?

納骨のために必要なものは
埋葬許可証
②法要の手配
③法要に必要な費用
「お布施(各種法要により異なる)」
「お車代(僧侶に出向いてもらう場合)」
「納骨手数料(5千~1万円)」
「彫刻料(戒名・法名およそ3万円)」
④法要に必要なもの
・お線香
・お花
・お供え物
・その他宗派により必要なもの

埋葬許可証お墓参り道具

まとめ

昔は「四十九日までに納骨。」と言うのが一般的には当たり前という風習があったかと思います。確かに四十九日法要までは類縁の方が沢山集まり皆さんに送り出されるので一番いい形ではあると思います。
しかし、そこに無理にこだわる必要はなく、みなさんが納骨をしようと思った時に、納骨されるのが一番よい時ではないかと思います。
急に大切な人が亡くなられ寂しい思いをしている方や、もう少し近くで供養してあげたいと思う方など、様々な想いがあると思いますので、ご自身たちが納得されたときが、納骨時ではないでしょうか。

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