両家墓にする方必見!お墓を建てる際におこりうるトラブルと注意点をお伝えします|静岡県 墓石


こんにちは、牧之原石材です。近年の少子化の影響で「お墓を継ぐ方が居ない」というお話を耳にする事が増えました。そういった場合の選択肢の中の一つとして【両家墓】という方法があるのはご存知でしょうか。今回は両家墓についてお伝えします。

両家墓とは

お墓を建てる際に一基の墓石で供養するのは、そのお墓を継いでいる方の先祖や一緒に住んでいる家族というのが一般的です。【両家墓】とは、嫁いだ娘さんの家族と、後を継ぐ方が居ない実家の家族を一緒に供養していくお墓の事を言います。一つの区画に2基建てて供養する方法と、一基の墓石で供養する方法があります。

おこりうるトラブルと注意点

【両家墓】を建てるにあたり、どんなトラブルがおこる可能性があるのでしょうか。おこりうるトラブルの中からいくつかご紹介致します。

親族からの反対


新しくお墓を建てる場合は両家の話し合いで済むのですが、先祖や両親などが既に納骨されているお墓が建てられている場合は、供養されている方の親兄弟など親族への事前の相談をオススメします。「親兄弟が納骨されている場所が知らないうちに変わっていた。」となってはトラブルの原因になる可能性があります。しっかりと供養していく事を伝え、了承を得ましょう。

2つの姓が彫刻出来ない

墓地によっては2つの姓を彫刻する事を規定で禁止している場合もあります。墓地を選ぶ際にも注意が必要です。相談の際に墓地管理者に確認しましょう。また、近年では名前ではなく思い入れのある風景や好きな言葉などを彫刻する方も増えて来ています。そういった選択もありますのでご家族で話し合ってみて下さい。

両家墓が建てられない

民営霊園や寺院墓地は問題ないことがほとんどですが、公営(市営)霊園の場合は規定によって両家墓が建てられない事もあるようです。市役所などへ問い合わせや管理事務所へ確認してみましょう。

宗教・宗派が両家で違う


両家で宗教・宗派が違う場合で寺院墓地にお墓をと考えた際、寺院によっては違う宗教・宗派の墓地からの改装や建立を良しとしない所もありますので事前の確認をしましょう。場合によっては改宗が必要になる事も。また、宗旨・宗教不問の民営霊園などの場合は問題ないかと思いますが、確認しておくと安心です。

まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は【両家墓】にはどんなトラブルがあり、どんなことに注意すれば良いのかをいくつかご紹介致しました。勿論、墓石の管理が一括で行えることや、お墓参りが一緒に出来るなどのメリットもあります。事前にトラブルを回避できるよう、各所への相談や問合せを心掛けましょう。
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