みなさん こんにちは。今回は、「墓じまい」後の改葬先として「樹木葬」を選ばれてらっしゃる方々の理由をご紹介致します。近年、一般的な「改葬」は、墓じまい後、菩提寺様に「永代供養塔」があれば、そちらに遺骨を移し替え「墓じまい・永代供養」をするのが従来の方法でした。しかし最近では、「墓じまい」を検討する方が、当苑のような 「樹木葬」に移される方々が増えております。
2020年5日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年6月13日に改めて公開しています。
目次
現代のお墓の悩み
私達の身の周りでは、少子高齢化・核家族化が進んだ影響や、また その家族もバラバラに遠方に住むような生活環境に変化しており、条件や経済的な面からも 従来の「先祖代々のお墓を守る」と云う風習は難しくなっております。普通に「お墓を継げる人」が急速に少なくなっていることを感じられます。お墓を守る人がいなければ、墓地は荒れてしまうのは当然のことながら、管理者への管理費も滞ってしまうので大事なご先祖代々のお墓は「無縁仏」となり 最終的には撤去されてしまいます・・・。現在、お墓を管理されている方の中には、このように継承者がいないなど理由から、大切なお墓の扱いに大きな不安や悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃるようです。
少しでも早く動き出すことが大事
高齢になってからの「墓じまい」は大きな負担が予想されます。「墓じまい」は持久戦になることもあります。ご先祖様のお墓の事なので関係される近親者との相談は不可欠です。きちんと話しを通しておかないと後々のトラブルの元となり得ます。時間を掛けて丁寧な話合いを持つことが大切です。また、「改葬」に進まれる場合には、 お世話になった菩提寺様との折衝、同意が必要です。こちらも時間を掛けて丁寧な話合いを持つことが求められます。このように「ひとつ づつ」解消していかなければならない事柄がそれぞれに発生して参ります。 体力と精神力が衰える前に進めて行く事が大事になって参ります。費用についても、高額になるケースも有るので、ご兄妹がお元気なうちに皆さんのお力を借りて進める事も経済的にもとても大事な事なのです。
一般的な墓じまい
一般的には、菩提寺に「永代供養墓」がある場合はそちらに遺骨を移して永代供養して頂く方法です。こちらのお墓は基本合同墓です。つまり 「ひとつのお墓に みなさんと一緒に入る」、ご遺骨も混ざった状態での埋葬となるケースがほとんどです。また 永代供養墓 の費用については、20万円弱から高いものですと100万円超えるものも・・・。寺院によって埋葬方法、費用は大きく変わっておりますので、事前の お伺いは必要ですね。
墓じまい後の改葬先を「樹木葬」で・・・
最近においては、墓じまいの検討先として、当苑のような樹木葬を選ばれる方々が増えて参りました。多種多様な「お墓の継承問題」から多くの方がご相談にみえてくださっております。ご親族、ご家族の事情と将来を見据えた条件から「樹木葬」で「改葬」をされております。
当苑の樹木葬を「墓じまいの拠り所」としてご利用される方々は
■ 永代供養を受けられ、墓地の環境管理が安心できる
全区画(全 6種類区画)「永代供養付き」となっており、霊園全体の環境整備は毎日おこなっております。
■ 一年中、花を絶やさない管理、景観
年 3回ほどの 植栽の植え替えと 毎日の剪定をおこない、花に囲まれた明るい空間を提供しております。
■ 会員制の為、負担が少なく、費用も明瞭なこと
強制する宗教儀礼も最小限に留め、希望される儀礼も費用が公開されており負担を感じることなくご利用できる
■ 従来のお墓のようなお墓参りが出来る
地面に置く プレート葬 とは違い、各 お墓の前で お焼香が出来て お花も手向けることができます。
■ 従来のお墓のように 追加埋葬ができる
遠く離れて住んでらっしゃるお子様など現時点では ご利用が不透明な方の追加利用が対応できます。
■ 自由霊園の為、直系以外の方でも一緒にご利用できる
姓が違っていてもご利用に全く問題はありません。
■ 個人、ご家族としての 「個別墓」 であること。個別墓であるので 自身のアイデンティティを持てること。
個別の区画の為、他人と混ざる心配がないこと。
■ 個別墓であるので 自身のアイデンティティを持てること。
お好きな区画場所を選び、思いのこもったデザインを、30種類ほどの墓石に彫刻して参ります。
ご利用者さまからの選んで頂いている理由は このようなポイントです。
まとめ
いかがでしたか? 今後もご相談の増加が予想される「墓じまい」ですが、お客様の世帯環境、菩提寺の有り様も あり、決まった方法はありません。それぞれにあった「墓じまいプラン」を構築される事が何よりですね。今回、ご紹介しました「樹木葬への改葬・墓じまい」は容姿、管理条件などを総括すると「明るく、永代に負担の掛からない供養先」として 新しい供養の形としてご検討いただければと思います。また、「墓じまい」においては、「既存墓地の解体工事」が伴います。墓地解体のご相談を頂ければ、「現場確認・測量」をとって「お見積書」作成してのご提案させて頂いております。改葬手続きと含めてご相談くださいませ。