皆さまこんにちは!牧之原石材の小町です。今回は空の庭苑で実際の彫刻の特徴などをお伝えしていきます。
目次
敷石彫り
こちらの写真の彫り方が敷石彫りになります。写真では少しわかりずらい化と思いますが、表面を削っただけのような非常に彫りの浅い彫り方になっています。メリットとしては彫りが浅いため雨などの汚れが蓄積しずらいことです。また雨などが降っても、雨が上がりさえすればすぐに乾くのでコンディションの回復にも優れています。但し雨、曇りなど外のコンディションに見栄えが大きく作用してしまうため、少し注意が必要です。
水鉢彫り
こちらは水鉢彫りの写真になります。一般的な普通のお墓の文字の彫刻に使われている方法です。こちらはお客様には掘り込みと説明しているもので敷石彫りと比べてしっかり掘り込みする分、彫刻自体の見やすさは格段に上がります。特性としては基本的に敷石彫りと反対のような感じで彫刻映えはしますが、雨などの汚れは敷石彫りよりは溜まりやすい形となっております。ただ空の庭苑の彫刻の掘り込みは一般的な彫りの深さよりも半分くらいの深さですので、深さがない分汚れや雨が溜まりにくい形となっており、また専属のガーデナーさんもおり、拭きとりなどの掃除もさせて頂いておりますので、あまり心配はいらない形となっております。
平彫り
三つめは平彫りとなります。こちらは一言でいうと敷石彫りと水鉢彫りの特徴を足して2で割ったような特性をもっています。こちらは写真でもお分かり頂けると思いますが、文字の外回りのみ掘り込みをして大部分は敷石彫りの彫り方になっています。こうすることによって雨などの汚れの蓄積にも強く、彫刻も映えもいいといういいとこどりの彫刻方法になっています。但し、さすがに彫刻の条件があり、基本的に楷書の書体のみ彫刻可能となっております。また楷書でも彫刻文字の構造上彫刻できないものもありますので、事前に確認が必要な形になります。
影彫り
最後になるのがこちらの影彫りとなります。こちらは基本的に文字以外の彫刻に使われることが多い彫刻になります。写真でもわかります通りに非常に精巧な彫刻が出来る方法です。写真や手書きの絵なども彫刻できるため非常にお勧めの彫刻方法となっております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?彫刻方法によって墓石に見え方が大きく変わります。霊園にすべての彫刻での墓石がありますので、気になる方やこれから墓石の彫刻を検討されているかたは一度ご来場をお待ちしております。