人気急上昇中!両家墓のメリットとは?人気の秘密!

 

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皆さん新しくお墓を建てる時、または建て替えを考えた時にどんなことで迷われますか?一番心配なのはいずれお墓を継ぐ人「承継者」の事ではないでしょうか?家族構成(少子化問題)、考え方の違いにより頭を悩ませている方も多いかと思います。そこで、近年増加傾向にある「両家墓」についてお話しさせていただきます。

2016年2月24日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2017年4月12日に改めて公開しています。

目次

  • 両家墓って何?
  • 両家墓のタイプ
  • 両家墓によるメリット
  • 注意する点
  • まとめ

両家墓って何?

両家墓とは複数の家を一つにまとめたお墓の事を言います。簡単に言うとお墓の二世帯住宅ですね。両家墓自体は昔からあったのですが、あまり知られておらず使用されている方も少なかったのですが、少子化が進んだ近年増加傾向にあります。
両家墓

両家墓のタイプ

①同じ区画内に両家のお墓を建てるタイプ。
②一つのお墓に両家の家名を入れるタイプの2パターンがあります。
「同じ墓所に両家のお墓を建てるタイプ」は墓相的にあまり良くないとも言われ、費用も多くかかる為、現在は「一つのお墓に両家の家名を入れるタイプ」がオーソドックスです。
「一つのお墓に両家の名前を入れるタイプ」は、カロート(納骨室)が2つに分かれているものと1つにまとめられているものがあります。

両家墓によるメリット

メリットは色々ありますが、一番多く聞かれる声としては、将来的な負担が少ないことかと思います。両家のお墓が離れた場所にある場合を考えると、お墓参りだけで1~2日予定が潰れてしまったり、移動にかかる費用も馬鹿になりません。結果、お墓のお手入れ、お参りが疎かになることも考えられます。その点、両家墓はお参りも一度で済みますので比較的お参りにも行きやすく、何より両家のコミュニケーションを図るきっかけにもなります。

注意する点

一番大切なのは両家ともお互いの親族で十分に相談することです。両家のご遺骨が一緒に埋葬されますので、親族への配慮は必須です。
また、墓地選びも大変重要です。両家とも宗派が違う場合などは宗旨宗派問わない自由霊園を選ぶことをお勧めします。寺院墓地の場合は檀家に入ることが原則ですので、どちらかが改宗せざるを得ない場合があります。
墓地選びについてはコチラお墓を持つ前に知っておきたい!3つの墓地の種類と違い

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まとめ

少子高齢化が進み、結婚の概念としても晩婚化・離婚の増加などにより、一人っ子世帯は増加傾向にあります。そのような社会事情の中「両家墓」のニーズは今後さらに増加していくことは考えられます。
両家のお墓を一度にお参りできる「両家墓」お互いの親族の絆を深めあう意味でも大きな意義があると考えられます。
一人娘・一人息子がお嫁やお婿さんに出られたとしても、お墓の継承をあきらめるのではなく、もう一つの選択肢として検討していくのはいかがでしょうか?


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