こんにちは!
今回は、皆さんが日頃耳にすることがあるコンテストについてお伝えします。
色々な業種でナンバー1を決めるように、実はお墓にもコンテストがあるんです。
当社も何度か受賞をさせて頂いております。
今回はお墓コンテストの中で「大賞」というすばらしい賞を獲得した、当社のお墓をご紹介します。
目次
- お墓デザインコンテストとは?
- お墓建立の際のエピソード
- お墓作りでこだわったところ
- まとめ
目次
お墓デザインコンテストとは?
お墓は死者の供養塔として慣習で建てるものだけではなく、この世に残された人の心の拠り所としても大切なものです。
全優石で毎年開催しているこの「想いを込めたお墓デザインコンテスト」を通じて、「お墓とは何か」ということを広く発信しています。
審査はデザインだけではなく、お墓づくりへの想いにも重点が置かれ、大賞、特別賞、ニューデザイン賞を選定いたします。
お墓建立の際のエピソード
「お墓を買ったから、墓石をデザインして欲しい。」
と、父に言われたのは昨年末のことで、デザインの仕事をしている私は、何か我が家らしさのあるステキなものを作りたい!と、考えました。 5歳の娘に「じいちゃんとばあちゃんの絵を描いて」と頼んだところ、ばあちゃんが遊びに来た私達のためにおいしい天ぷらを揚げているところ、じいちゃんは娘が大好きなハーゲンダッツのアイスクリームを買ってきてくれたところを描きました。父と母に見せたところ「今のウチの有り様がでているね」と気に入ってくれて、この絵を彫ることに決めました。
はじめは、いわゆる横型のお墓の形を基本に考えていたのですが、鏡面のように磨かれた石には、空が映るはずだということに気づき、思い切って平らな形の石に絵を彫ることにしました。完成した石には、思った通りきれいに空が映り、天上と地上を結ぶ特別なしかけのように見えます。
元気な父母が、天国に逝ってしまう日が来るなんて今は全く信じられませんが、いつかここに残された家族が立つ時には、空を映す石に彫られた楽しげな父母の絵を眺め、家族みんなが健康で一緒にいることを楽しんでいる今の時間を振り返り、長い時間をかけて幸せな家族を作ってくれた両親に感謝するのだと思います。
最後になりましたが、デザインと強度の両立を計るために、石選びや設計に的確なアドバイスを下さり、娘が描いた通りに絵を彫るご手配をしてくださった、石材店さんにお礼を申し上げます。 ありがとうございました
お墓作りでこだわったところ
こちらのお墓は、娘さんがデザイナーをやられていた為、構想は全て娘さんが考えられました。
墓石は四角の平型な形にし、お墓に彫る絵は5歳のお孫さんが描いた絵にしたいとの事で一致されました。
その後の石種にはとても悩まれ、何度も何度もお客様とやり取りをし、思い描いているイメージに近いものを選ばれました。
石碑にはBブラウンを使用、納骨蓋にはBファインを使うことで決定しました。
文字彫刻については娘さんがイラストレーターで原寸の原稿を作成してくれたのです。
模索段階からご自身で作成したいとの想いが強かった娘さん。
納得するお墓を自身で仕上げた娘さんの想いは、他人をも惹きつけるお墓となっています。
まとめ
今回ご紹介したお墓デザインコンテストは全優石を通し毎年開催されています。
インターネットからでも受賞されたお墓を見ることができます。
こちら→全優石 お墓デザインコンテスト
全国のお墓を見ることで、他の方がどのような想いで建立されたのかが分かります。
お墓の形、彫刻内容を見て頂くことにより、お墓のデザインに関しても参考になるはずです。
是非一度ご覧になってみてくださいね。