お墓は守らないとたたられる?いいえ想いが大事!

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こんにちは!牧之原石材、工事部の大澤です。今日取り上げさせて頂く事は、お墓を建てる方のほぼすべての方が気になっていらっしゃると思う、「お墓は本当にたたるのか?」の事について書かせていただきます。単に「お墓はたたるのか?」と言っても、ざっくりしていますが、細かく分けると、「お墓を建てた方角」「お墓の石の色や形」「お墓を建てる日」が悪いとか、「先祖代々のお墓を自分の代で移設する」「生きているうちに自分のお墓を建てる」とご先祖様からたたられてしまい身内に事故や、病気等の不幸が起こるのかとか、生前にお墓を建てると自分が早死にしてしまわないかなどという事です。実際、この様なご質問は、お墓をご検討されるお客様や、お墓を建てられたお客様からも多数ご質問を受けています。今日はその「お墓は本当にたたるのか?」について書かせていただきます。

目次

  • お墓のたたりはあるの?
  • 何よりも大事な事
  • まとめ

お墓のたたりはあるの?

それでは早速お墓にたたりは有るのかについてご説明させていただきます。冒頭に書かせていただいた様に、お墓をこれから建てようとしている方や、実際にお墓を建てた方から、例えば「お墓を建てたが、お墓を建てた方角が悪いとい言われ、ご先祖様の祟りが起こると言われたが、本当にそうなのか?建て直した方が良いのか?」や、「建てたお墓に大きな斑点や、傷のような物があるが、何か不幸な事が起こる前兆ではないか?」等様々なご質問があります。この様なご質問の様に、お墓の向きが悪いから…、お墓を建てた日が悪いから…と言う事を理由にたたりは起こるのでしょうか?「そんな事は絶対ない!」と思っていらっしゃる方でも、いざ実際にそのような事を言われると気分のいい物では無いですよね。「たたり」事態、「非科学的な事」なのではっきりと、それが正しい、又は間違っていると言えないからだと思います。もしかしたら「たたり」は本当に有るのかもしれません。しかしその理由が「お墓を建てた向き」であったり、「お墓を建てる日」等が直接的な原因では無いと言えます。何故そういえるのか、それは次の項目でご説明させていただきます。

何よりも大切な事

それではなぜ「お墓を建てた向き」や、「お墓を建てる日にち」等が「たたり」の直接的な原因ではないという事をご説明させていただきます。答えは特に難しい話では有りません。発想をほんの少しだけ変えれば気づく事が出来ると思います。それは、「自分自身がお墓に入った時の事を考える」ことです。少々表現が縁起でもない様ですが、ご了承ください。しかしその様に考えるだけで答えは見つかります。例えば、自分のお子さんや、親族の方が様々な事を想いから建ててくれたお墓に入った時、そのお墓の方角が悪い、建てた日が悪いからと言って、お墓を建ててくれた自分の子供、もしくはお孫さんに、そのせいで事故を起こしてやろうとか、病気にしてやろうと考えますか?そう考える方は、生前の時からご家族と確執があったとかの理由からほんの極わずかで、ほとんどの方は大切な家族を守りたいと思っているのではないでしょうか。今現在、建てたお墓に眠っているご先祖様や御両親もきっと同じ気持ちでいらっしゃると思います。「墓相」と言う物がありますが、「墓相」は本来より良いお墓を建てる為のものなので、すべて守らなければいけないわけでも有りません。

そしてもう一度自分自身がお墓に入ったと仮定して考えてみて下さい。自分自身がお墓に入った時一番寂しいと感じる時はどんな時ですか?それはせっかくお墓を建ててくれたのに、誰もお墓参りに来てくれない事だと思います。ご家族や子孫の現状が伝わらない方がよっぽどご先祖様は不安になられるかと思います。逆に、お墓を建てた向きが悪かろうと、自分の家族や子供、孫たちが元気な姿で定期的にお墓参りに来てくれた方がご先祖様は喜ばれると思います。お墓はご家族で折にふれて、想いをこめてお参りする事が一番大切で、お参りをするからお墓が本当のお墓になります。「良いお墓」はお墓の形や石の種類、値段等だけでは決まりません。「良いお墓」はお参りをする側の人々が想いを込めてつくる物だと思います。お墓には、大切な「家族の絆」が存在しています。

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まとめ

さていかがでしたでしょうか?今日はお墓のたたりについて書かせていただきました。今日記述した様な「お墓を建てる向き」や「お墓を建てる日」をしっかりとしなくても良いというわけではありません。もちろんそれらを守り、お墓を建てる事は、故人を想っての事でしょう、今日お伝えしたかったのは、それらを必ず守らなければいけないわけでは無いということです。地域や宗教によっては違いもありますので、参考にしてください。しかし、しがらみの無い状態で、お墓を建てるのならば、上記の通り、お墓の方角や建てる日、お墓の色や形は気にしすぎる必要は無いと思います。できれば、一日でも早く「お墓」と言う安らかな世界で眠っていいただくために、お墓を建てるのは、「思い立ったが吉日」だとおもいます。自分やご家族のなかで、お墓を建てる最高の日や墓所を是非決めて頂けたら幸いです。

最後に、お墓参りの際に役に立つ記事をリンクさせていただきますので、是非ご覧になってみて下さい。

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お墓のお掃除教科書~通常のお墓参り時の清掃について

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