こんにちは!牧之原石材、工事部の大澤です。皆さんは最近お墓参りをされましたか?またお墓参りの際、自分のお子さん、もしくはお孫さんを一緒に連れて行きお墓参りをしていますか?今日書かせて頂く事は、お墓参りと少年少女犯罪の関連性についてです。「そんな事関係があるわけがない!」と思われるかもしれませんが、この記事を最後まで読んで頂ければ、少なくとも、お墓参りと少年少女犯罪に関連性は無いとは言い切れなくなるはずです。
昨今、少年少女による様々な未成年者の犯罪、例えば学校内でのいじめから始まり、薬物や最悪、殺人まで様々な犯罪がテレビ等のメディアを通して報道されています。今日はそれらが起こってしまう理由の一つとして、お墓参りが関連するという事をご説明させていただきたいと思います。
- 少年少女犯罪の内わけ
- お墓と少年少女犯罪の関連性
- まとめ
目次
少年少女犯罪の内わけ
それではまず最初に、皆さんもマスメディア等でご存知な事件ばかりかもしれませんが、昨今どのような犯罪が少年少女の手で引き起こされているのかをご紹介します。
2008年1月に発生した八戸母子殺害事件では当時19歳の少年が母、弟、妹の3人を殺害し、自宅に放火した事件が起こり、2004年6月1日には当時11歳の女子児童が同級生の女子児童の首をカッターナイフで切りつけ、殺害する事件や、もっとも最近では、2015年2月20日に発生した川崎市中1男子生徒殺害事件では、18歳の少年に殺害された事件はまだ皆さんの記憶に新しいかと思います。
少年少女犯罪が最も多かったのは1980年代にピークを迎え、そこから今現在まで、減少傾向に向かっていますが、犯罪行為の残虐さがエスカレートしてきているように感じる方が多いと思います。起こされる犯罪の数も決して少ない訳ではありません。その事は先ほども記載した通り、テレビ等のメディアを通して皆さんも日々ご覧になっているかと思います。
お墓参りと少年少女犯罪の関連性
それではお墓参りと、少年少女犯罪がどのように関連しているかをご説明させていただきます。
まず一つの例として、日本全国で一番お墓参りを行う回数が多い地域がどの地域かご存知ですか?それは、九州です。その中でもお墓参りの回数が最も多いのが鹿児島県です。毎週、あるいは二週間に一回お墓参りを行う方も珍しくありません。鹿児島県の方が、お墓参りの回数全国一位という事は、生花やお線香の出荷率が全国一位という点からも明らかだと思います。それとは別の調査で、校内暴力(いじめ含む)が最も少ない都道府県はどこだと思いますか?なんとその都道府県も鹿児島県です。しっかりとした因果関係の調べは無いようですが、お墓参りの回数一位、校内暴力の少なさ一位、偶然ではないと思いませんか?
鹿児島県では、両親又は祖父母がお墓参りを頻繁に行い、その際に子供や孫を一緒に連れて行き、お墓をお掃除し、お供え物をし、お墓の前で一緒に手を合わせ、お墓の中の故人について、どんな人がお墓の中で眠っていて、人の為にどのような事をしてきたのか。お墓の作法を通じてどんな事をすると罰あたりな事になるのか、またそこから人道的な何かを学べるかと思います。一昔前まではごく一般的に行われていたこの行為が、鹿児島県では行われているという事です。親を敬い、お年寄りをいたわり、弱い者いじめをしない、命ある物をいつくしむ、これは日本人としてごく当たり前の精神であり、供養の心にもつながる精神だと思います。こういった物を私達は子供の頃誰からどのように教わったのか、自分自身の過去を振り返ってみるときっとわかるはずです。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?今日はお墓参りと、少年少女犯罪の関連性についてご説明させていただきました。冒頭に説明させていただいたように、少年少女犯罪の件数自体はピークの時より、その数は減少しています、しかしまだまだ未成年の少年少女によって起こされる犯罪は決して少なくありません。今の世の中、そもそもお墓参りに行く事が少なかったり、仏壇が自宅やお寺との関わりもなかったり、故人を尊ぶ場と回数が減少しています。さらには子供のしつけは学校に任せている、という方も多いと思います。しかしその学校も、学級崩壊といったような言葉が象徴するように、しつけや、情報教育の場としては子供のしつけすべてを任せることはできません。さらに今は少子化の世の中で、年上の兄弟から教わる事も出来ず、一人でテレビやゲームに向う、数多くあるコンビニで漫画等を読む、それらから受ける情報源は刺激的な情報が多大に在ります。ゲームの中で、簡単に死を体験し、そしてゲームの中では簡単に生き返ったりという表現も、現実の死を知らず命の大切さも分からないまま子どもが育ってしまったら・・その環境の中で子供に正しい善悪の判断基準を見に付けろという方が難しいと思います。家庭、学校や地域等の連携も崩壊しはじめしっかりとした精神的支柱を失っているのが今の日本の現状では無いでしょうか?しっかりとした精神的支柱を取り戻すために、まずはお墓や、仏壇を拝む習慣を日常生活に取り入れ、心のよりどころを作り、精神に余裕を持たせ、生きている者には避けて通れない生老病死について良く考え、人としての道を全うに進める様に、もう一度、お墓参りを通じての故人を尊ぶ事を考えてみてはいかがでしょうか?最後に、手を合わせるという行為は=感謝することを学べる行為ですよね。手を合わせることで、自然と自分よりも目上の偉い方がいることを感じるとも言われています。すぐにでも、大切な心得として「手を合わせる」場面を大切なお子さんに、ぜひ実行してみてください。そしてお子さんに口だけで言う前に、私たち身近な大人が実行してみましょう!僕も結婚したら自分の子供と一緒に、お墓参りへ欠かさず行くようにしたいと思います。