こんにちは。近年、お墓は従来の和形と言われる縦長ではなく洋型と言われる低いお墓を建てる方が増えてきました。その為デザインの自由度も増え、お墓を建てる時に石の種類や全体のデザインを選ぶのに悩まれる方が多くなってきました。又、様々な種類のオプションも増てきましたので、今回は『想い』を込めたお墓づくりに役立つ様々なデザインオプションをご紹介致します。現在お墓を検討中の方は是非参考にしていただければと思います。
2016年3月21日 に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2021年9月19日に改めて公開しています。
目次
お墓に置くのにお地蔵さん以外の物でもいいの?
昔よりお墓の上にお地蔵さんが置いてあるのを目にされる事があると思います。最近ではお地蔵さんの種類も沢山出てきました。またお地蔵さんだけではなく、故人のゆかりのあるものなどを据えたりもされます。又、石像物だけではなく、プレートに思い出の物を彫刻したり、中には経歴なんかも彫られたりされる方もいらっしゃます。また、お墓の上にオブジェとして置けるか否かは、宗旨宗派や地域の慣習にもよりますので、お寺に墓地をお持ちの方はお寺のご住職様にご相談されるとよいでしょう。また宗旨宗派を問わない霊園などでは、墓石を立てる際の規定もございますので、管理局の係のかたに相談してみて下さい。石像物を制作するには、まずサイズがどれ位かにより金額も変わってきますし、石の種類によっても同じく金額が変動致します。また制作するのに適した石材もありますので、信頼できる石材店にご相談いただくことをオススメします。
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お墓に石をはめ込む『象嵌(ぞうがん)』って何?
お墓に様々な言葉を彫ったり、お花の絵や写真を彫刻したりすることは最近では一般的になってきました。その中に『象嵌(ぞうがん)』と言われているお墓自体にメインの石とは違う種類の石を嵌めこんで、文字や絵を表現する手法があります。こちらは、文字の場合は字体の種類、絵の場合は絵の細かさにより施工が出来るものとそうでないものに分かれます。又、先ほどの石像物の制作と同じく、面積や嵌めこむ石の種類によって金額が変わります。従来の彫刻と比べますと、ホコリもたまりませんのでお掃除が楽だとのお声もあります。また、色が鮮やかな事もありお墓参りをする事が楽しみになったという方もいらっしゃいます。但し、経年劣化に伴い色の変色や石の性質により変化をする場合があります。その為、数年ごとのメンテナンスが必要になってきます。
お墓にガラスをはめる事は出来るの?
先に述べましたように、最近のお墓は従来のデザインに拘ることなく、様々な『想い』を込めたお墓がのスタイルも増えてきました。その代表例が、ガラスを使用したお墓です。故人のお骨が眠るのに『納骨室の中が暗いのは可哀想』とか『亡くなった人が暗い場所が苦手だった』等、色々な想いで納骨室に『明かり窓』を取り付けたいというご要望もあります。また、メインの墓石自体を特別に頑丈なガラスを用いたりするお墓もございます。ガラスのを使用を検討される際は、特にメインの石塔にガラスを使用されたい場合は、お寺であればお寺のご住職や、霊園であれば管理人のかたにご相談し墓地の規定を確認する事をオススメ致します。最近では霊園の芝墓地のお墓にて使用される方が増えてきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はお墓の様々なオプションの一部をご紹介致しました。昔に比べてお墓に対する考え方やデザインも選択肢がたくさん増えてきました。しかし昔と変わらないものがあります。それは皆さんのご先祖様や故人に対する『想い』です。その『想い』を大切にし、ご家族皆様でお墓について話し合われる事は非常に素晴らしいことだと思います。そうすることにより、お墓が完成した後のお墓参りも後世に引き継がれ、建墓された時にこだわられた『ここの〇〇は~の意味』など永年に語り継がれてゆくことと思います。当社では、お客様の「想い」を大切にし出来る限り思い描くイメージに沿った提案をさせていただいております。こんなイメージのお墓を造りたいけどできるのか分からないと悩まれている方は是非一度お気軽にご相談いただければと思います。