こんにちは、牧之原石材です。近年様々な供養の形が選択されている中、お墓を建立せず、故人様をいつも身近に感じられる「手元供養」という供養の形があります。今回は、『手元供養』についてお話していきたいと思います。
2017年2月13日に公開した記事ですが、内容を加筆修正しましたので 2022年4月5日に改めて公開させていただきます。
目次
- 手元供養とは?
- 手元供養ってどんな人に向いてるの?
- 手元供養の種類と予算はどれくらい?
- まとめ
目次
手元供養とは?
手元供養とは、故人の遺骨を「手元に置く」新しい供養の形のことです。
火葬したお骨をパウダー状に加工して、自宅に飾っておけるサイズの骨壷や、ペンダントやブレスレットなどにして持ち歩くことも出来たり、オブジェなどにも出来るタイプなどもあり、年々 手元供養の種類も増えています。
近年では、お墓に埋葬するという選択から、ご遺骨を常にそばに感じられる形見やお守りのようにして供養される方が増えているようです。
手元供養ってどんな人に向いてるの?
・お墓はあるけれど、遺骨をそばに置いて故人を偲びたい方。
・お墓を守ってくれる人も居らず、無縁仏になる可能性が高い方。
・お墓が遠く、墓参りが難しい方(いつもお参りしたい)。
・故人をいつもそばに感じていたい方(寂しくて遺骨を離せない)。
・できるだけ子供に迷惑を掛けたくない方。
・転勤などあり、墓地が定められない方。
・経済的、何らかの事情で、お墓を建立できない方。
・お墓は不要と考えているが、何かで偲んでもらいたい、したい方。
・高齢により、日々のお墓参りが困難になってきた方。
いろいろな事情の中から生まれたものや、気持ちの上で生まれた『手元供養』。
種類もいろんな形があり、次項でその種類・予算も案内していきたいと思います。
手元供養の種類と予算はどれくらい?
大きく分けて、納骨型・ 加工型 に区分されます。
納骨型
ペンダント
手元供養の定番品として人気があり、当社でも展示されています。
遺骨や遺灰、遺髪などを入れるタイプ。
ファッション性も高く、最近では男性用もあるそうです。
予算は2万円位~から
ミニ骨壷
仏壇に置くのではなく、リビングなど家族のそばに置いておけるようなデザインのものが多いです。
骨壷というイメージがないものに特に人気があるようです(ガラスなど)。
予算は2万円位~から
加工型(※ 一部紹介)
遺骨ダイヤモンド
ご遺骨中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧にかけることで製造された合成ダイヤモンドです。
予算は50万円位~から
現在では、たくさんの手元供養の種類があり日々進化し続けています。
まとめ
いつでも、どこでも大切な人を想いながら手元で供養できる「手元供養」。故人をいつも身近で感じられる供養方法として、新しいスタイルとしてこれからも注目されていくことでしょう。日々進化し続けている手元供養。ご自分にあったスタイルで選んでいただきたいと思います。