墓地のある方もない方も、お墓がなければ納骨をすることができません。入るお墓が決まっていればいいですが、そうでない場合すぐに準備できるものではありません。お墓の石屋さんで展示品で気に入るものが見つかる場合もありますが、安価だから買っちゃおう!なんて、代々受け継がれていく大事なお墓をそう簡単には決められないですよね。
一般的には四十九日の法要後に納骨する事が多いですが、納骨時期に決まりはないことをご存じですか?お骨を自宅で保管したり、お寺や霊園へ預け仮納骨をし、気に入ったお墓を用意するまでの間お骨を保管しておく方法があります。今日はその方法をお伝えします。
2016年06月06日に公開した記事ですが、内容を加筆・修正し、2017年03月14日に改めて公開しています。
目次
- お骨を仮納骨する場合
- お骨を自宅で保管する場合
- まとめ
目次
お骨を仮納骨する場合
一つ目は、お墓を建てるまでの間、一時的にお骨を預ける方法です。法要を営むお寺である菩提寺や霊園の納骨堂に預けることを「仮納骨」といいます。仮納骨をした場合、1周忌~3周忌の間にお墓を完成させて納骨するのが一般的です。お骨を預けていられる期間や金額などお寺や霊園によって様々なので預けられる時お寺や霊園の方に相談してみてください。
仮納骨について詳しく知りたい方は→お墓ができるまでのお骨の保管方法とは?(仮納骨編)
お骨を自宅で保管する場合
二つ目は、ご自宅で大切に保管させる方法です。お墓を準備するまでの間ご自宅で保管しておきたい場合や、一度は仮納骨をしたけれどいろいろな事情でお墓を準備できず預けられる期間が過ぎてしまった場合などは自宅で保管をします。最近では手元供養をする方も多く、手元供養が認められているため自宅で保管することは法律的にも違法ではありません。
自宅でお骨を保管する方法など詳しく知りたい方は→お墓ができるまでのお骨の保管方法とは?(自宅編)
まとめ
人生いつ何が起こるかわかりません。予期せぬことがある為、お墓も事前に準備しておければそれが一番いいのかもしれませんが、なかなかそうもいきません。そんな時、「お骨の仮納骨」や「お骨の自宅保管」などの方法で少しでも時間を作ることができれば大切なお墓づくりも失敗せずにできるかと思います。私たちはお墓のことだけでなく、納骨や供養の方法などもご相談に乗らせて頂いております。少しでもお客様の想いを形にでき、安心していただけるようご協力させて頂きます。