こんにちは!お墓を建てる際に「家紋」を入れるかで迷う方がいらっしゃいます。家紋ってどのような意味を持っているのでしょうか。
今日は、日本の古来より続く文化の象徴「家紋」についてお話をします。
2015年12月11日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2017年3月17日に改めて公開しています。
目次
- 家紋の意味って?
- 家紋って何種類あるの?
- ネイルに家紋!和の心?
- まとめ
目次
家紋の意味って?
家紋というのは、「苗字」を記号化したものであると言われ、特に日本においては、古くより出自といった自らの家系、血統、家柄・地位を表すために用いられてきた紋章であります。同じような紋でも枠があるのとないのとでは全く意味が違うものもあれば、奈良時代くらいまでは同じ意味だったものもあります。
例えば、下記左の画像の横木瓜(よこもっこう)は、奈良時代に衣服や車に文様として使用されていて、徳大氏の家紋とされていたのが最初と言われています。下記右の画像の丸に木瓜(まるにもっこう)は、徳大氏の家紋とされるまでは横木瓜(よこもっこう)と同じですがその後、武家の越前朝倉氏や織田氏が使用し、大名旗本を含め160家以上で使用されてきました。
家紋って何種類あるの?
家紋は日本だけで241種、5116紋以上あります。
また、現在採取されているだけで2万近くの家紋が確認されているようです。
ご自身の家紋を知り、意味を調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。
ネイルに家紋!和の心?
みなさんもご存知のネイルですが、最近は家紋を模様としていれる方がいるようです!とても個性的ですね。今まで、家紋と言うとそれぞれの家のしるしという意味合いが強く用いるのはお墓とか家に関わるものが多いイメージですが、そうではなくアートとしてお洒落として用いられるようにもなったようです。ちなみに忙しくてネイルに行けないという方には家紋ネイルチップというのもあるようです!これなら気軽に楽しめますね!
まとめ
家紋はその名の通り、それぞれの「家の紋章」という意味がありますが近年、老若男女に認知され様々なところで使用されています。お墓では、石塔正面や、水鉢、花立、蓋といったところが多いです。
家紋の魅力は、私達日本人の生活の中で、個人あるいは家の象徴として先祖より受け継がれてきたからこそ存在するものであり一つ一つの家紋に意味があります。もし、まだ自分の家の家紋を知らないという方がいらっしゃれば是非調べてみてはいかがでしょうか?